シリーズ第11巻『カタカムナ近代論』の注目すべき核心

 

日本にとっての先の大戦を昭和大戦といいますが、それは陸軍が亜細亜を舞台に欧州諸国に勝利した大東亜戦争と、海軍が太平洋を舞台に米国と戦い敗北した太平洋戦争からなります。前者でアジア諸国は独立を果たし目的を達しました。

 

一方、後者では目的を果たしえなかったように見えるますが実際はそうではなく、日本は昭和天皇の聖略に従い、「自ら敗北することで自ら再生を果たした」のです。

 

そこに至るには矢野祐太郎(海軍中佐)と伏見宮博恭(元帥海軍大将)、そして最大の功労者たる連合艦隊司令長官・山本五十六(元帥海軍大将)という、三人の海軍将官の存在がありました。

 

本稿では、近年発見された『秋丸機関報告書(英米合作経済抗戦力調査報告書)』や『対米英蘭ソ蒋戦争早期終末促進案(腹案)』を踏まえて、真珠湾攻撃以降の海軍の作戦行動を検証しながら、これまでの常識を覆し、タブーとされてきた昭和回天の深層を探る迫真の一冊です。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

長髄玄師