球場にも引退した球児の姿が多くなってきました♬
先日、山口時代にお世話になった監督さんからメールを頂きました。
去年の秋にもブログに書いた、宇部フロンティア大学附属香川高校の監督です。
野球部のグラウンドはなく、大学の校舎の裏の決して広いとはいえない場所で練習している選手達。
グラウンドはダイヤモンドのサイズしかないので、外野は定位置でのノックが受けられず、バッティング練習は鳥かごと言われるネットの中でしかできません。
思いっきりグラウンドへ打つこともできなければ、生きた打球をとる練習もできません。
そんな香川高校は去年の秋、初めて公式戦で勝ちました‼︎
そして、この夏‼️
夏の大会で初めて初戦突破し、初めて校歌を歌ったのです
「昨日、初めて校歌歌いましたよ!延長11回の難産でしたけど、選手も応援団も喜んでくれて良かったです。」
選手は泣きながら校歌を歌い、監督も込み上げるものをこらえ切れなかったそうです。
「選手には校歌が曲と合ってなくて、下手くそやったからもう1回歌えって言ってますからやってくれると思います。」
文面から、選手達の初々しさが伝わってきました
残念ながらもう一度校歌を歌うことはできなかったのですが、最後は一打サヨナラの場面まで作ったそうです。
初の校歌斉唱にたちあえなくて、残念でしたが、確実に強くなっていっていることが嬉しかったです‼︎
その香川高校野球部に新しい歴史を作った選手たち‼︎
「実は、実況してもらった試合を見て心打たれて香川でやりたいと言って、地元高校の合格を蹴って入学してくれた生徒が、3年としてこの夏活躍してくれたんですよ。」
私は数年前に香川高校の実況をしたのですが、監督からそう聞き自分の実況が響いてくれた選手がいることに驚きました。
彼にとって香川での3年間が最高なものになったのなら、私もものすごく嬉しく思います。
大好きな高校野球に仕事で携わることができて、さらにこうやっていろんなところでご縁があって本当に幸せです♡