半分。22 | 智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

『えっ?!大野くんのそんなとこが好きなの?!』と周りから言われる、ワタシのツボや萌えポイントを、思いつくまま書いている智つぼ。(さとつぼ。)です。



廊下を歩いてリビングに入る。

俺の後ろを付いて来た二宮は

リビングに入って...感想を漏らした。



...広っ...。


ふはっ。笑



今の言葉は...二宮の素が少し見えた気がして

思わず笑ってしまった。笑



リビングを抜け奥のゲストルームに

二宮を連れて行く。



この部屋を使え。

誰も使ってねぇから遠慮すんなよ。


...はい...ありがとうございます...。



あ...元に戻っちまったな。笑

も少しコイツの素の顔を見てみたいと

思ったんだけどなぁ。



リビング入り口に近い所が私の部屋ですので

何かあればお気軽におっしゃって下さい。


...ありがとうございます...。


部屋にシャワーもあるから。

部屋にある物は好きに使っていい。


...はい。


じゃあ...ゆっくり休め。



そう声をかけてドアを閉めた。

リビングに戻ると翔が待っていた。



智さん。何か飲まれますか?


いや...風呂入って寝るわ。


分かりました。

何かあればすぐ呼んで下さい。


ん。

...なぁ...翔。


はい。...どうしました?


...二宮の...『裏の仕事』って?


あぁ...あくまでも噂ですが...。

月に数回オークションで客を決めてるとか。

高値を付けて落札した客は...

彼を好きに扱っていいそうですよ...。


...モノ扱いかよ...胸クソ悪ぃ...な...。


噂でしかないので真意は不明でしたが...

今日の彼の状況を見れば...

噂は本当の様ですけどね。


...一度...松本と話出来ねぇかな...。


...貴方が動くんですか...?

それは...賛成しかねます。



翔にストップをかけられた。



貴方がこれ以上...彼に関わるのは...

組同士の諍いを引き起こし兼ねません。


...どういう事だ?


...浅生組が...田城と組んでると言う

噂が上がってる現状で今貴方が関わると...

ウチも確実に巻き込まれます。


.....そうか...。


田城と反りが合わない貴方なら

絶対...二宮組長側に付くでしょう。

今の彼に...勝機はありません。


...なので...もう少し...時間を下さい。笑


...翔...?


二度も彼に関わってしまったから...

貴方...もうほっとけないんでしょ。笑


二度って...。


雅紀から聞きましたよ。2年前の事。

なぁんで黙ってたんですか?


あ...いや...それは...。


俺にバレたら怒られる様な事したんでしょ?

どうせ。笑


もう...分かってんじゃん...。(*˘-ω-˘*)


まぁ...もう時効なんで今更怒りませんが。

...ちなみに...何やったんですか?笑


.....アイツが起きるまで...横になってたら...

いつの間にか...その...寝ちまってた...。


.......ふぅん.....( º言º)



翔が...何か言いたげな顔で

俺をじぃっと見つめて来た。苦笑



お...怒らねぇって言ったじゃん!!


怒ってませんよ。呆れてます。

見ず知らずの他人の横でガチ寝とか。

命知らずな行為だと思いまして。


.....怒ってんじゃん...。


まぁ...だから納得出来ましたけどね。


...何が?


貴方にしては珍しい行動を取った理由が。


...そんなに...珍しいか...?


珍しいですね。


...即答かよ...。苦笑


とにかく...今は動かないで下さい。

いいですね?


...分かった...。


ふふっ。

では...部屋に戻りますね。



そう言って...翔は自室に戻って行った。






To be continued.