...っ...。
振り向くと...そこに居たのは...
知らない男の人が3人...。
僕を見ながら...ニヤニヤ笑ってる...。
怖くなって先を急ごうと早足で歩き出したら
一人が僕の前を塞いだ。
...何か...用...ですか...。
ちょっと俺ら道に迷っちゃって。笑
そうそう。
そしたらちょうどお姉さんが歩いてるの
見付けたからさぁ。笑
道案内してくれよ。なぁ。笑
どう見ても...
迷って困ってる風には見えなくて。
断ろうと話しかけた。
えと...僕もあんまり道...分からないので...。
...は？...僕...？
お前...もしかして男なの？
...そうですけど...。(*˘-ω-˘*)
はぁ...また女の子に見られた...。
最近...女の子に間違われる回数増えてる...。
そんなに男に見えないかなぁ...僕...。
チッ...男かよ...。
え～...でもコイツなら男でも良くない？笑
お前...流 石に男相 手は萎 えるわ...。笑
何、お前知らねぇの？
女より...すっげぇイ イんだって。笑
ぎゃははっ。マジで？笑
お前、男 とヤ った事 あんのかよ？笑
実はある！笑
あん時はさぁ......。
僕の前で男の人達が下世話な話を始める。
あ...この人達...さっき川辺に居た人達だ...。
結構お酒も入ってる感じで...怖かった...。
.....逃げなきゃ...。
後少し走って行けば...テントに着く。
男の人達が話してる隙を狙って走り出した。
あっ！！てめぇっ！！逃げるなっ！！
回り込んで挟もうぜ！！笑
ひゃははっ。
狩りみたいで楽しいねぇ...。笑
アイツ捕まえた奴が一番な。笑
結局お前、ヤ りてぇんじゃん。笑
男の人達が笑いながら追いかけて来る。
...早く大野さんの所に戻らなきゃ...。
だけど怖くて足が震える。
それでも必死に走って逃げた。
でも...足がもつれて転んでしまった。
それと同時にグッと腕を掴まれた。
捕まえたっ！！俺の勝ちだな。笑
ちぇ～...しゃあねぇなぁ...。
...っ...離してっ...。
離す訳ねぇだろ。バカか。笑
...大野さん以外の人に触られるなんて...
絶対絶対...絶対に嫌だ！！
だから力の限り抵抗したら
掴まれてた腕が緩んで離れた。
その隙に逃げ出そうと走ったら
横からグイッと腕を引かれた。
...っ...はぁ...見付けた...和っ...。
...お...おのさ...。
僕の腕を引いたのは...大野さんだった。
汗だくで息を切らせた大野さんは
そのまま僕をぎゅうっと抱きしめてくれた。
...っ...大野さん...。
...良かった...和...心配した...。
...ごめ...なさい...。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽
雅紀から聞いた場所に和は居なくて。
その付近をあちこちと探した。
それでも和は見付からなくて...。
もしかしたら戻って来てるんじゃないかと
戻っていたら。
人に会うハズがないのに...男が居た。
俺が居る場所より下の道を
ニヤニヤと笑いながら...誰かを追ってる？
まさかと思って男達の先を見たら...
必死で逃げてる和が居た。
瞬間...一気に殺意が芽生える。
叫ぶより先に体が動く。
気付けば...和の左に回り込んでた男を
引き倒して堕としてた。
その時、和が他の男達に捕まった。
でも暴れて抵抗した和は上手く逃げ出した。
走って来る和の腕を掴んで引き寄せ
俺の腕の中へ抱き込む。
やっと...戻って来た...俺の和...。
...てめぇ...誰だよ...ソイツ渡せ！！
...は？
ソイツは俺らのなんだよ。笑
...誰が...誰のだって...？
殺気を込めて男達を睨み付ける。
コイツらは...和に怖い思いをさせた。
...ただで帰れると...思うなよ...。
...っ...。
な...何...怯んでんだよっ！！
こっちは3人なんだ！！...ってアイツは？
...お前らのツレなら...そっちで寝てるわ。
...は？あり得ないだろ...。
アイツ...空手の有段者だぞ...。
...次は...お前らだ。
ただで帰れると思うなよ...。
殺気を込めて睨み付けたまま一歩前に出る。
男達は...
ここで『選択』です。
大野さんに睨まれた男達は
①それでも向かって来る
②ビビって逃げ出す
お嬢様方ならどっち？
このお話のコメント欄に①か②を
選んで送って下さいませ～♡♡
〆切は9/5（月）の13時までです♡♡