【超嵐】~大宮~シリウス 50 | 智つぼ。~ワタシの好きな大野くん、時々アラシ。

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『えっ?!大野くんのそんなとこが好きなの?!』と周りから言われる、ワタシのツボや萌えポイントを、思いつくまま書いている智つぼ。(さとつぼ。)です。







あ!城崎!!

『お...おぅ...どうした?』

お前...二宮くんと別れたのどこで何時頃だ?

『え?二宮くんと?
...18時に...中央広場のあのカフェだよ?』

...18時にカフェ?
飯...食いに行ったんじゃねぇのか?

『...行く前に...告白して...フラれたんだよ...。』


今の時刻は22時過ぎだ...。
城崎が二宮と別れて...4時間は経ってる...。


分かった。ありがとな。

『あ...おい大野?どうした...』


城崎が何か言ってたが構わず電話を切って
雅紀にかけ直す。


『もしもし?おーちゃん?』

雅紀。城崎が二宮くんと別れたのは
18時過ぎらしい。

『...4時間も前...。』

俺、今から中央広場行ってみるから。
雅紀は二宮くんに連絡入れ続けて?

『分かった。...頼むね?おーちゃん。』


雅紀の電話を切って、すぐフロアを出た。



✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽



二宮の行きそうな場所に心当たりはない。
まずは中央広場のあのカフェに行ってみた。


だけどやっぱり、
カフェには二宮の姿は無かった。


何処だ?...何処に居る?
プラネタリウム...は...この時間は閉まってる。
水族館も動物園も...一緒に行った場所は
もう閉まってる時間だ。


チッ...何処に居んだよ...二宮くん...。


空を仰いだ時...キラリと光る星が目に入った。


...シリウス...。


そう呟いた時。
ある場所を思い出した。
もう...そこしか思いつかない。


そこに居てくれ...と願いながら
その場所に向かって走り出した。





To be continued.