大祭りおわり | クズザンポーラ!幸せの国Bhutanからのお便り〜続編@海士町〜

クズザンポーラ!幸せの国Bhutanからのお便り〜続編@海士町〜

青年海外協力隊での2年間のブータン生活を終え、流れついた隠岐にある小さな島、海士町での生活を綴っていきます。

昨日で地区の大祭りがおわった。
これまで毎日夜、チームのメンバーと練習したおかげで、地域に溶け込めて、しかもこんなに大役をさせてもらって、これも何かのご縁なのかな。本当にありがたい。

たくさんの人がこの祭りに携わり、自分の仕事を一生懸命やっていた。
見に来る人も各地区からたくさん。親子連れ、高齢者、子供達。

2年に一度の大祭りでは、神輿を担いで地区の中を練り歩く。
神様に、今、どんな人が住んでいてどんな様子かをお見せし、これからまた次の祭りまで、幸せが続きますようにってお願いしているのかな。

楽士は、神様がお通りする道を賑やかにする役。これってすごく重要じゃないか。
今回覚えた歌も、とても素敵な歌詞で、神様をこの地にお呼びし、この世が末長く続くことを願う歌だった。
神様のお旅は二日間に分けて行われ、ポイントポイントで先祓い、獅子、後祓いの舞が行われた。

最後に神社に神様が戻って、今年の祭りは終わった。

祭りだ!祭りだ!と言ってみんなが元気に幸せいっぱいでいられること、本当に素敵。
そして祭りのためにたくさんの人やお金が動いていること、すごく素敵なことだ。

まだ海士町に住み始めてから3ヶ月くらいしか経っていないけど、ここは本当に居心地がいい。
私がいつも比較の対象してしまうのは、ブータンでの生活。
本当に似ていることがたくさんあって、ブータンにいた時より、もっと中に入って行きやすくて、いいところに来させてもらったなあ、これもご縁。

と、後鳥羽上皇?海士町?なぞの引力に感謝するばかりです。

写真が撮れていないのが一つ悔しいところ。。。