母が亡くなり
特別養護老人ホームから
母の荷物を持って帰って
整理していました
不要な物は特養さんが
処分して下さるとのコトで
助かりました
持って帰った中に
介護するようになってから
母に編んであげたマフラーや
ストールが出て来ました
面会に行った時
確かに身に着けてた
この前洗ったんだケドまだ
母の匂いがするようで
悲しさが込み上げて来ました
当時は新幹線で通いながら
介護してたので
新幹線の中で編んだりしてた
そんなコトを思い出すと
あの頃はまだ
杖で歩けてたのにな
次第にシルバーカーになり
車椅子になり…
歩けなくなりました
最初の入院は
大腿骨骨折から始まって
手術をし、リハビリで
３ヶ月間の入院
それが２０１９年
丁度コロナが蔓延し始めて
面会禁止になり
全く会えなくなりました
その間に
認知症になってしまいました
次に自宅で転んで
尾てい骨骨折し
又３ヶ月の入院
その時もコロナ禍で
面会も出来ませんでした
退院後は暫く自宅へ
介護に通ってたものの
ふたりだけにしておくのも
不安だしわたしも
お店があったからその後は
サービス付き高齢者向け住宅
に両親を入所させて
わたしは横浜に戻ったんだけど…
それからも何かと心配で
自宅と広島へ行ったり来たり
そんな生活の中
両親は要介護３になり
特別養護老人ホームへ引っ越しました
そして
母は前触れもなく
去年１２月
脳梗塞で救急搬送されました
仕事が一番忙しい時期だけど
そうも言っておられず
駆け付けました
その時
半身麻痺の後遺症で左半身
が全く動かなくなりました
それでも１ヶ月の入院を経て
特養へ戻れただけでも幸せでした
それから約半年間も
父と仲良く暮らすコトが
出来たから
今日は
母に編んであげてた
マフラーを手に取りながら
そんなコトを振り返っては
又
泣いてばかりの一日でした
お母さん
どんな場所にいるの
ひとりぼっちじゃないよね
両親やきょうだいにも
会えたのかな
長かった入院生活も
頑張ってリハビリしたよね
本当に最期まで頑張ったと思う
わたしは毎日お母さんを
思い出しては泣いてばかりで
心配させてごめんね
あんなに仲が悪かったのに
今はお母さんが
大好きだから
安心して安らかに眠ってね
米津玄師さんのお祖父様かお祖母さまだったか？
亡くなられた時に作られた曲だそうです