1日目は、 名古屋市の空き家対策の取り組みについて。
平成26年3月に、市会議員提出による「名古屋市空家等対策の推進に関する条例案」が可決され、その後、国において「空家特別措置法」が制定されため、条例改正案が27年9月に可決されました。
名古屋市の条例は超党派の市会議員により提出され、制定された条例であり、審議会の設置、応急措置、 市会への報告・公表、は国の法律にはない条例独自の規定も設けられています。
空き家対策は、様々な体制で推進しているのが特徴的です。
「空家等対策連携会議」は、関係局、各区の連携・協力を図ります。
「各区空家等対策会議」は、区内の空家等の対応に関し、 区役所及び宮内関係部署との連携協力を図るもの。
「空家等対策推進会議」は、全庁的に総合的かつ計画的に推進しております。会長、副会長に副市長を配置し、局長級会議が行われているようです。この対策推進会議の全庁的な取り組みは、スムーズに業務が進められている一因になっているということです。
習志野市においては、このような全庁的な会議はないので是非とも参考にしたいところです。