この季節というものは恐ろしい。三寒四温などという言葉があるが、本当に気温の落差が激しいと参ってしまいそうになる。ただし私は怠惰だ。なによりもその性格が勝ってしまい、ベッド用品を冬用に変えることをずるずるずるずると先延ばしにしていた。しかしついに変えたのだ。新品に!

それはもふもふだった。掛け布団のカバーも敷きパッドも枕カバーも、もう驚くほどにもふもふなのである。からし色にグレーという落ち着いた配色のもふもふは、冬の布製品独特の重さを私の体にかけて、熱を溜め込んでくれる。恐ろしい。実家の猫の温もりを思い出すレベルの柔らかさだ。これでは明日の朝起きられないのでは…と不安になる。既に出たくないのだから、冷え込む朝なんて更に出たくなくなるに決まっている。明日の朝が怖い。よりにもよって早起きしなければならない日にもふもふを解き放ってしまった自分を恨んでいる。

とりあえず、アラームの数をふたつ増やして寝ることにしようと思う。

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する