ようお越し…占い師とお茶のみしましょ…
今朝、熊本の慈恵病院が「内密出産制度」に関する会見を開きました
赤ちゃんの戸籍の届け出に関する内容でございました
12月に10代の女性がこの病院で赤ちゃんを出産したことが報じられた時、理屈抜きで両者に(女性にも病院にも)拍手をした私でございます
例え
「親に知られたくない…知られるわけにはいかない…」
が動機だったとしても、この病院に相談をした時点で彼女に〈母たる思い〉があったにちがいない…
少なくとも、私はそう信じたい
堕胎という手段もございましょう
駅のトイレで赤ちゃんを産み落とした末、ロッカーに入れた例もありました
「機会を逃した…怖かった…」
と言ってしまえばそれまで…
しかし、彼女にとって最善で最後の望みがこの病院の門を叩き、一つの生命を守ったことは事実でございます
結果、事例のない願いを訴えた女性と、その例外を引き受けた病院は改めて〈命との向き合い方〉を世間に知らしめた…
同時に現法の戸籍制度を考えるきっかけにも…
子供は産んだ親が育てるべき
という無論の常識に歪みが出ている昨今〈親業〉は誰かの手に委ねても良し…とする時代がきているのだと感じております
ただその子の命を守るために…