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有限実践組-skipbeat-

こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 おはようございます、一葉です。

 何とか間に合いました、原作ACT.308の続き妄想のバージョン違い。


 ネタバレ回避お嬢様は回れ右でお願いします。

 vB よりこっちの方がより幸せ感があるかも話。


■ 恋愛ヒヨコ倶楽部ver.W ■





「 最上さん 」


「 はいっ 」


「 後で少し時間もらえるかな。ちょっと話したい事があるから 」


「 ・・・は・・・はい・・・ 」



 そう言って、ひとまず最上さんから離れた。


 俺のお願いを聞いて最上さんの顔に浮かんだ、え、なんだろう?の文字が見えた気がして、自然と俺の頬が緩む。




『 俺、軽蔑されてるの? 』


『 わたくし聖らガールを自負しておりますので、大人の世界は理解りかねており、まぁそうですね。ズバリ失望しました 』




 それをあの子が本気で言っていないことなどお見通し。


 じゃあなぜ敢えてそれを言ったのか、を想像して、思い当たる答えを見つけた俺は、その場で小躍りしたくなるほど嬉しくなった。




 ・・・・もしかしたら最上さん

 嫉妬してくれたんじゃないのか?




 もしそうなら本当に嬉しい。



 だってないと思っていたから。

 君がいちいち真に受けたりして、拗ねたりゴネたりヤケ食いしたり・・・なんてことは絶対に。



 だから、ちょっとでも、少しでも

 ほんの一ミリだとしても

 あれが嫉妬心から出た言葉だったらいいな、と思った。






 言い渡された休憩時間になって、俺の控室にあの子を招き入れると、扉を閉めるやいなや、最上さんが慌てた様子で口を開いた。



「 あの、敦賀さん!!!違うんです、あれは・・ 」


「 まるでセツだな、その恰好 」


「 ・・・・・え? 」


「 君の演技力については理解しているつもりだけど、演技していない素の状態の君はとにかく迂闊なことが多いだろ。だから、間違ってもセツカとライアーが同一人物だと気づかれることが無いように細心の注意を払ってくれるかな 」


「 はうっ、はい、それはもちろんです!!それで・・・ 」


「 本当だよ?特に村雨君には、くれぐれも気づかれないようにね? 」


「 もちろん分かってます! 」


「 本当だね?今さら俺は嫌だからな。君を誰かと奪い合うなんて真似 」


「 え? 」


「 セツカの時も君は俺の大切な人だったけど、最上キョーコであるいまの君もそうなんだから 」


「 へ・・・? 」


「 唯一、君が京子の時だけは縛り切ることが出来ない。それだけが本当に残念だよ 」


「 ・・っっっっ!!!! 」


「 最上さん、どうした?鳩が豆鉄砲を食ったような顔して 」


「 お・・・・・・ 」


「 お? 」


「 怒ってないんですか?! 」


「 怒る?俺が?なんで? 」


「 だって、私、てっきり、敦賀さんはさっき私が村雨さんと古賀さんの前で言ったことを鵜吞みにしちゃったのかと 」


「 ああ、やっぱりそう思ってた?君の顔を見てそうだろうなって思ってたよ、俺は 」


「 ・・・っっ・・・よ、良かったぁぁぁぁ~~!!本当にどうしようかとハラハラしちゃった。だって敦賀さんってば恋愛ヒヨコ倶楽部な人だから


「 うん?いま何か言った? 」


「 いえいえ、すみません、こっちの話でした!! 」


「 そう。それにしても・・・。その衣装、本当にセツカを彷彿とさせるね。口ピアスがないだけまだちょっとソフトだけど 」


「 はい!ですよね!!私もそう思っていました! 」


「 でも、もしかしたら君、セツの頃より少しだけ胸が大きくなったみたい? 」


「 なっ!なんてところを指摘するんですか!敦賀さんが言ったんじゃなきゃセクハラで訴えられますよ! 」


「 俺は素直に思ったことを聞いてみただけなんだけど。実際はどうなの? 」


「 あの時と特にサイズ変化はないですよ。このお胸は詰め物をして出来上がったものですから 」


「 ・・・へー、詰め物をしているんだ? 」


「 そうなんです 」


「 最上さん、それ、ちょっとだけ見せて? 」


「 ふぎゃっ?!見せてって、見せるわけないじゃないですか!! 」


「 くす。あ、やっぱり? 」


「 当たり前じゃないですか! 」


「 そっか、残念。せっかく俺が詰め物なしでその衣装を着用できるように協力してあげようと思ったんだけど 」


「 ・・・・・え?それって、この胸を大きくしてくれるってことですか?しかも一気に?そんな魔法みたいなことが敦賀さんに出来るんですか・・・? 」


「 さー。俺もそんな魔法みたいなことって思うし、一瞬ではたぶん無理だよね。でも時間をかければそうなることもあるらしいし、ひいてはそれが本当かどうかについてだいぶ興味がある所なので、最上さんさえよければ是非トライしてみたいかなって思ったんだけど 」


「 まさか、それって・・・・ 」


「 うん、たぶん君がいま思っていることで間違いないかと 」


「 そ、そ、そ、そんな先のステップ、私には無理ですぅぅぅぅぅ!!! 」




 そう叫んで、ずざざざざざぁぁぁ・・・と壁際に後退った最上さんは、めちゃくちゃ焦った様子だった。



 顏だけじゃなくて全身真っ赤で

 やっぱりこの子は可愛いな・・・って、再認識。



 あ、言っとくけど、一応本気じゃないからね?



 君が俺を恋愛ヒヨコ俱楽部なんて言うから

 意趣返しをしてみたんだよ。



 俺がヒヨコ倶楽部だとしたら

 君は恋愛たまごクラブだからな?って意味を込めて。




「 くす。だと思ったんだけど一応聞いてみた。君、ラブミー部員一号だからね 」


「 ご、ご理解いただけているなら何よりでっ 」


「 最上さん? 」


「 ひゃいっ?! 」


「 ・・・こっちにおいで?もう少し近くで話そう 」



 右手を差し出し、たまごな彼女を誘うと

 最上さんはおずおずしながら

 それでも俺の手をぎゅっと握った。






     E N D


恋愛に関してはどっちもヒヨコレベルかも。


この派生、最初に思いついたのはBだったのですが、いけないことして帰ろうか、で速攻口を割っちゃったキョーコちゃんは、きっとそのとき古賀君についても呟いていただろうなと想像したら、蓮くんが誤解するってないかも?と。それがバージョン違いになった理由でした。



⇒恋愛ヒヨコ倶楽部Wver.◇拍手

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