いちよーです。
癒し目的の時事作、お届けいたします。
すっごい短いです。
そして凝りもせずにヤッシーです。お前、好きだな、本当に!
お楽しみいただけたら嬉しいです。
■ やさしい勘違い ■
だるまやの大将は
職人気質の料理人で
基本に忠実
堅実な腕前
頑固一徹、実直一本な料理人。
きっと誰もがそんな印象。
その大将が、最近の新型ウィルスの影響で政府から営業自粛案が出されたときは、ずいぶん肩を落としたらしい。
結局、飲食店は営業自粛の波から外れはしたものの
大将やおかみさんが感染すると重症化するリスクを伴う年齢だということと、店の営業を続けることで、人様に迷惑をかけるようなことになってはいけないと考えたのだろう。
大将はしばらくの間、お店を休業することにしたらしい。
そのことは、まだ芸能界では自粛ムードがそれほど高まっていなかった時期にキョーコちゃんを迎えに行ったとき、店先の張り紙を見て推察した。
「 だるまや、しばらくお休みするんだね 」
「 はい、そうなんです。自粛対象から外れたのですけどね。やっぱり心配だからって…。ただ、お店はお休みですけどお弁当の販売はするみたいです 」
「 お弁当!それ、いいかもね。大将のごはん、本当に美味しいもんな 」
「 そうですよね。大将自身も腕がなまるのは嫌だって言って、一個からでも注文があれば作るって言っていました 」
「 あはは。うん、らしいね、それ。頑張ってもらいたいよ 」
「 ですよね。私もそう思いました! 」
「 でもさ、キョーコちゃん、あの張り紙… 」
「 言わないでください、社さん!ソコは大将にとって大きな問題ではないんです 」
「 だろうね 」
だるまやの店先に出された張り紙には
こんなことが書かれていた。
お客様各位
最近の新型インフルエンザの終息を願い、しばらくの間、休業させていただきます。
電話注文によるお弁当は請け賜っております。どうぞよろしくおねがいします。
だるまや店主
E N D
なんでやねん!…とツッコまずにはいられないこの張り紙。
このネタ、都内で本当にあったお話です。高齢のご夫婦が営んでいるお好み焼き屋さんでした。
・・・で、なんでやねん!って私もツッコみましたけど、でも、同時になんかホッコリ気分になれたので、お話にしてみました。
自粛解除になっても飲食店の苦悩は続くと思いますが、頑張って欲しいです。
⇒やさしい勘違い・拍手
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