SS ACT.269続き妄想2 | 有限実践組-skipbeat-

有限実践組-skipbeat-

こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


※出版社様、著作者様とは一切関係がありません。
※無断での転載、二次加工、二次利用は拒断致します。
※二次創作に嫌悪感がある方はご遠慮ください。

 えー……えへへ(〃´∪`〃)ゞいつもありがとうございます、一葉です。

 本当はACT.269続き妄想続きも書く気はなかったのですけどねぇ…。



 でも25日にお届けしたアメンバー様限定での原作考察…ではなくツッコミと、予定外にお届けした続き妄想の二記事に、いつもより少し多めに反響を頂けたので調子に乗りました。


 当然、26日のお話の続きですので、これも本誌の続きにはならないだろう代物です。


 ちなみにですけど、記事タイトルは前話の続きということを考慮して、敢えてACT.269続き妄想2と致しました。




 お楽しみいただけたら嬉しいです。

 いえーいо(ж>▽<)y ☆


ACT.269続きっぽい妄想の続き

■ 緊急記者会見、その全貌 ■





 敦賀蓮のスクープ記事が掲載されたBOOSTが発売となった翌日、記者会見の場が設けられた。

 恐らく所属事務所も当人たちも、昨日は仕事どころの騒ぎではなかったに違いない。



 会見場の中央には敦賀蓮。その横には京子がいて、そして見知らぬ男が一人。



 見知らぬ…と言ったが、それは世間一般の話。もちろんスクープ記事を書いた自分は知っていた。


 その人物こそ、LME芸能プロダクションの現社長、ローリィ宝田であることは。




 しかし今はそんなことはどうでもいい。

 お決まりのセリフからスタートしたこの記者会見で、奴さんが何を言うのか、どんな弁明を聞かせてくれるのか。


 それを楽しみにしながら嫌らしいほど口端を持ち上げ、自分はその成り行きを見守った。




「 ……えーっと…。何から言えばいいかな 」



 最初の発言は敦賀蓮。次いで京子が口を開いた。



「 …まず、世間の皆様を驚かせたことに謝罪します。すみませんでした 」


「 本当に申し訳ありませんでした 」


「 それで、ね、最上さん。どうしようか。俺たちのことがバレちゃったけど 」


「 なっ…なに私に振っているんですか。しかもこんなの、バレちゃったとかじゃないじゃないですか!こんなの嘘です!事実無根です! 」



 刹那、敦賀蓮の肩がピクッと揺れた。


「 事実無根?そう。君はそんな見苦しい嘘をつくんだ。こんなに写真を撮られているのに 」


「 うっ…でもそれは… 」


「 思い出すね。ダークムーンで現場が一緒になったとき。俺の車で一緒に帰ったよな。来る日も、来る日も… 」 


「 はい、その節は大変お世話に…っていうか、そんな頻繁じゃなかったですよ。その前に、私たちは決して熱愛とかでは… 」


「 それだけじゃない。俺の稽古に付き合ってもらったこともあったな、君に。俺の家で 」


「 …た、確かにそんなこともありましたけど 」


「 そうそう、こんなこともあった。これを忘れたとは言わせないよ? 」


「 はい? 」


「 ダークムーンの仕事が終わって、君が新しいドラマの役作りに悩んでいた時だ 」


「 う? 」


「 君、夜中にいきなり俺のところに押しかけてきて、ウォーキングの仕方を教えろって頭を下げただろ。

 それで俺もつい熱くなってしまって一晩中稽古をした。その甲斐あって君は納得のいくナツを作り上げることに成功したというのに、あんなに親身に指導してあげたことも君はすべて事実無根だと? 」


「 うっ…いえ、それも本当のことです。敦賀さんは懇切丁寧に指導してくださいました。けどそれも…… 」



 瞬間、カメラのフラッシュがパシャパシャと光った。



「 それだけじゃない。少し前に、君は俺が本当にご飯を食べているかイマイチ信用できないから、自分と一緒に食事が出来ない間の食事動画を必ず撮って、次に会えた時に提出するようにって俺に言っただろう。俺はちゃんと食べるって言ったのに 」


「 何がちゃんと食べるですか!コンビニのおにぎりの具をおかずだと主張する人の言うことなんか簡単に信じられないですよ。だからそう言ったんです!でもそれは… 」


「 そうだね。それで俺は君に会えなかった間に動画を撮って、一刻も早くその約束を果たそうと夜の公園に行ったんだ。でも、君から言わせたらそれも事実無根? 」


「 …っ……いえ、本当のことですけどっ 」


「 だろ。事実無根じゃない。すべて本当のことだ 」



 さらにカメラのフラッシュがパシャパシャ光る。



「 でも、あの時は敦賀さんが自主的にいらしただけで、私が時間を指定した訳でもお互いに待ち合わせた訳でもないじゃないですか。そりゃそうですよ。だって私たちは熱愛とかじゃ… 」


「 その理由はちゃんとあのとき言っただろ。スケジュールの都合で夜しか時間が無かったんだ。後日にすれば良かったのかもしれないけど、でも俺、一刻も早く君に逢いたかったんだよ。なぜなら……君との約束、すごく頑張って守ったから 」


「 ……っっっ!!!だから、そういうのがっ!! 」



 おい、ちょっと待て。

 なんだ、これ。なんだ、この会見。


 見苦しい言い訳とか、あやふやな弁明とか、納得できない釈明とか、そんなのが一個もねーじゃねーか!!…ってか、なんなんだよ、これ。


 明らかに記者会見という名のただのノロケになってるだろーが!

 こんな風に愛を育んできました報告会かっての!!



 俺のスクープ!俺のスクープが霞むだろーが!!



「 ん?そう言えば俺、まだ君に褒めてもらっていない気がする 」


「 こんな時に何言ってるんですか!! 」


「 でも俺、すごく、すごく、すごーく頑張って約束を守ったんだけど? 」


「 だからっっ?! 」


「 褒めてくれてもいいと思う 」


「 ここで?!なんで今ここでそれを言うんですか?! 」


「 ……っ………っっ… 」 ※記者一同無言の失笑



 ちなみに。


 この記者会見の間中、LMEの社長であるローリィ宝田は、今にも吹き出し笑いをしそうな顔つきで終始無言を貫いていた。






     E N D


一葉、どうしてもこういう蓮くんが思い浮かぶ。


それにしても、もし本当にこんな記者会見があったら「不誠実」呼ばわりされるのかな。

でもこんなに堂々とされちゃったら、記者が投げる質問も当初の予定とは違うものになりそうな気がする(笑)



⇒ACT.269続き妄想の続き・緊急記者会見、その全貌・拍手

Please do not redistribute without my permission.無断転載禁止



◇有限実践組・主要リンク◇


有限実践組・総目次案内   

有限実践組アメンバー申請要項