おはようございます。テーマが単発コラボになっている時点で何事が起きているのかを察したお嬢様もおられますでしょう。
こちらは2014年の8月16日に、マリモ様が途中放棄の没ネタ としてUPなさったお話の続きを、マリモ様宅9周年突入記念として捧げさせていただいた「二人で媚薬◇後編」 の続きです。
※実はこのタイトル、一葉が勝手につけました。
ただし、続きとはいえ、直の続きではありませんよ!!翌朝の二人です♡それにしてもすごいタイトルよね…。
あの続きも書きたいのですけどね。
それは今ちょっと時間的余裕がないので、後日に限定、もしくは拍手の中でお届けしようと思います♡
お楽しみいただけたら幸いです。
※2018年12月27日に、二人で媚薬・後編の続きとして「二人で睦事」 アメ限定が入りました。
つまり順序としては「二人で媚薬・後編」→「二人で睦事」→「二人でさんざん啼いたあと」となります。
■ 二人でさんざん啼いたあと ■
朝、乱れたベッドの上で目覚めた。
右向きで寝ている私の後ろに敦賀さんの気配を感じる。
あの人の左腕が私の腰を抱いていて、自分が枕にしていたのが敦賀さんの右腕だったことに気付いて私は思わず息を飲んだ。
……恥ずかしい。
こんな事になったのはもちろん恥ずかしいことだけど
それ以上に恥ずかしいと思ったのは、信じられないほど昨夜、この人を求めてしまったこと。
初めてだったのに…。
いくら媚薬の影響があったとはいえ、もっと、もっと…と、私は貪欲に敦賀さんを欲しがった。そんな自分を思い出して全身真っ赤になれるほど恥ずかしさで溢れてしまった。
でも、それはたぶん、敦賀さんも同じだったのかも知れない。
「 ……っ……敦賀さん。あの……朝、ですよ? 」
素肌のまま、一緒の布団にくるまっている敦賀さんの方へと自分の体を反転させ、意を決してかなり細い声で話しかけた。
私の声で起きてくれたのか、それとも既に起きていたのか。
敦賀さんは明らかに私の声に反応を見せると掛布団を勢いよく引き上げ、自分だけすっぽりと布団の中に隠れてしまった。
「 え?敦賀さん? 」
「 ……違います。それは俺じゃありません 」
「 ふぇい? 」
俺じゃない?ってどういう意味?
俺って言っている時点でそれは認めたも同じだと思うのだけど?
「 なに言っているんですか?敦賀さん。あの、朝ですよ? 」
「 違います。人違いです 」
人違い、と言われてちょっとだけ腹が立った。
それはどういう意味に捉えればいいのだろうか。
たとえばいま、自分と一緒のベッドにいるのが敦賀さんではないとしたら、昨夜、私と肌を重ねたのは別の人ということになる。
…つまり、そう思え、という事だろうか。
「 じゃあここにいるあなたは誰なんですか? 」
「 ……名もなき男 」
「 そうですか。じゃ、そこの名もなき男さん。あなた、敦賀さんを知りませんか?敦賀さんっていうのは私の事務所の大先輩なんですけど… 」
「 その人ならあっちの方に歩いていきました 」
そう言って掛布団をすっぽりかぶったままの敦賀さんは、布団から出した右手の人差し指で部屋の入口をびしっと指した。
ああ、そう。そうですよね。そりゃそうでしょうとも。
媚薬のせいとはいえ、私みたいな女と関係しちゃったのだもの。なかったことにしたい、という敦賀さんの気持ちはもちろん容易に想像できる。
なのに私が起き上がってベッドから降りようとしたとき、敦賀さんは私の片手をギュッと握って私の事を引き止めた。
「 分かりました、ありがとう。じゃあ私、あっちに行きますね。寝ている所をお邪魔してすみませんでした 」
「 ……っ?!ちょっと待って、最上さん!! 」
「 最上さん?私、名もなき男さんにそんな風に呼ばれる覚え、ないのですけど 」
「 何処に行くの? 」
「 大先輩があっちに歩いて行ったって言うので後を追いかけようかと。別に大した用事じゃないんですけどね。こうなったことは気にしないで下さい、出来れば忘れて下さいって言うために 」
「 なんで?そんなことわざわざ… 」
「 だって、きっと一生の不覚とか思っていらっしゃるんだろうな、って思って。ご迷惑をおかけしちゃった私としてはそれぐらいしか出来ないので 」
「 一生の不覚だなんて思ってないよ!こうなっちゃったのは確かに本意ではなかったけど、忘れるとかそんなつもり、俺はないよ? 」
「 じゃあ、どうして敦賀さんは今ここに居らっしゃらないのでしょうか 」
「 ……それは……起きたくなかったから……っ…だよ 」
「 はいっ?! 」
「 だって、俺達さっき寝たばかりじゃないか… 」
「 それは…だって、仕方ないじゃないですか 」
「 仕方なくない。どうしてもう朝なんだ。俺、本当にほんの少しだけ寝て、起きたらまた君を抱こうと思っていたのに… 」
「 っっっ!?!違うでしょ!?いまあなたは敦賀さんじゃなくて名もなき男だって言ったばかりじゃないですか!いくら薬の影響があったからって、私は誰とでもそういうことをする女じゃありません! 」
「 ごめん。恥ずかしかったんだよ、君とこんなことになって 」
「 そんなの……そんなの私だって同じです!あんなに破廉恥なおねだりを敦賀さんにするなんて……私、私、自分が信じられない……っ!! 」
「 なんで?俺は嬉しかったけど。それだけに腰が止まらなかった 」
「 やめて下さい!そんなセリフ、間違っても口にしないで下さい!!!
自分は敦賀蓮じゃないとか言って布団に隠れていた癖に、顔を出したらそんな冷静な顔つきなんて相変わらず卑怯ですね、あなたは 」
「 冷静?冷静に見えるのか、君には。
残念だけど最上さん、俺にはまだ媚薬の症状が残っているみたいなんだ 」
「 え? 」
「 だって、ほら。これを見て 」
「 &%#$!!!&%$#//////っっっ!!!いやぁああぁっっ!!いくら鍛え抜いたお体でも、一糸まとわぬ姿を私に見せないで下さい!!隠して!早く隠してっ!!! 」
「 わぷっ!!下半身じゃなく俺の顔を隠してどうするんだ 」
「 だって、だって!!!! 」
「 なにを今さら…。昨日、散々お互いに求め合ったじゃないか。君は俺のこれを何度も欲しがっただろ。気持ちイイって、もっとしてって、何度もせがんだくせに 」
「 ううっ……それは、媚薬のせいでしてっっっ!!! 」
「 媚薬のせいでもなんでも、君、すごく悦んでいただろ。もっと、もっと欲しいですって、たくさん俺におねだりして来たの、ちゃんと覚えているんだろ?あれ、もう一回聞かせてくれない?いや、出来る事なら何度でも 」
「 ……っっ!!! 」
「 ね、ちゃんと見て。俺、まだたくさん君が欲しいんだ。だから……ね? 」
「 ネ?じゃないです!!敦賀さんはさっきあっちの方に歩いて行ったって情報を私は得たんですけどぉぉぉ!? 」
「 ごめんね、心配させて。いま戻って来たからもう大丈夫。君を抱くのは俺だから 」
「 大丈夫ってなにがっ……っ…んっ…やだ、ダメです。朝なんですよ、敦賀さんっ……ぁぁっ……ふぃっ……~~~っ…だ、敦賀さ…ダメ……朝……なのにっ… 」
「 朝なのにもうダメ?我慢できない?いいよ、遠慮なんかしなくて。君のどこがイイのかとか、もう俺バッチリ把握済みだから。安心して溺れていいよ 」
「 あうっ……んっっ……ひぅんっ…… 」
このあと何度も何度も部屋に内線電話がかかって来たのだけど、敦賀さんが受話器を持ち上げてくれたのは太陽が一番高い空に達した頃だった。
E N D
やっぱり一葉、こういう二人が好き・・・♡
※ちなみに中から鍵がかかるだけの完全防音部屋なので、廊下側からドアを叩いても中には聞こえまへん仕様♡(〃∇〃)
⇒二人でさんざん啼いたあと・拍手
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※最終話アメンバー様限定「二人で愛し合ってから」 …に続きます♡
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