いつもありがとうございます、一葉です。(。-人-。)
こちらは弊宅500記事を記念して、つき様からお与かり致しましたリクエストの終話です!
異様に長いことだけは覚悟して下さい(笑)
お付き合い頂きましてありがとうございます。
最後までお楽しみいただけたら嬉しいな、と思います。
■ たとえば君が ◇4 ■
七夕である本日の夜。
関東地方の天気予報は曇り一時雨だった。
だけど有難いことに会を催している間に雨は降らず、七夕会は何事もなく無事終了に至って、私、最上キョーコはほうっと安堵の溜息をついた。
「 ん。今頃になって割と降ってきたかな 」
その帰りの車中。
まるで私の労をねぎらうかのように夜の雨が降っている。
敦賀さんと二人きりの空気を満喫しながら私は静かに口元を緩めた。
「 そうみたいですね 」
「 最上さん 」
「 はい? 」
「 改めてお疲れ様 」
「 ……有難うございます。敦賀さんこそ、お疲れ様でした。それから、ありがとうございました 」
「 いいえ、どういたしまして 」
なんて、こんな穏やかな空気を醸しているけど、本当はここに来るまでの間にかなりすったもんだがあったのだ。
例の小学生とのやり取りで急遽押し上げられてしまった織姫のハードル。
少年のご要望はキレイで美人な織姫だった。
敦賀さんは責任を持ってプロデュースすると約束してくれたけれど、少年の希望を叶えることが可能であろう秘策を持っていた私は、わざわざ大先輩の手を煩わせる必要なんてない…と考えていた。
打ち合わせの翌日、私は社長さんに電話をかけ、必要なドレスを用意すべく衣装の借用を申し出た。
学校と仕事の都合から当日は無理だったけれど、その翌日。つまり七夕の二日前。
奇しくも敦賀さんが朝一で電話をくれた日の午後には予定通り衣装合わせが出来たのだ。
ただ、予想外だったのはあの忙しい敦賀さんが本当にスケジュール調整をしてくれたことで、そして予想通りだったのは私の秘策を聞くなり敦賀さんがその案を速攻却下したことだった。
「 最上さん、却下! 」
「 どっ…どうしてダメなんですか 」
「 ダメに決まっているだろう。それのどこが織姫だって言うんだ、君は 」
「 そこからアレンジを加えれば形になります! 」
「 そういう考え自体が却下だ 」
「 うぐるぅぅぅ~~~~~!! 」
反対…されるだろうなってことは予想していた。
そもそも私が思いついた秘策とは、ショータローのPVで演じた天使になることだったのだ。
ショータローの話題で機嫌が悪くなる敦賀さんのことだから、そうなるだろうとは何となく予想がついていた。
だけど、私が自分に自信を持てる変身姿はそれしかなかったのだ。
「 どうしてですか?!あの天使役は誰からも美少女だって絶賛されたんですよ。だからあれに手を加えて織姫になったっていいじゃないですか 」
「 そもそも織姫は天使じゃないだろ 」
「 もちろんそれは承知してますぅぅぅ!!! 」
敦賀さんは軽く溜息をつきながら、私をなだめるような優しい目線をくれたけれど、私は泣きそうになりながら必死に敦賀さんに訴えた。
芸能人として、私がデビューしたカインドードリンコのCMでは、素の最上キョーコであったがゆえに芸能人としての華は無い…と様々な方面から同じ感想が寄せられた。
だけどその次に舞い込んだPVの天使役はダークムーンの美緒役を私に与えてくれるほどの威力を発揮したのだ。
それだけじゃない。
あのPVに出演したことで、この子は誰なんだ…と話題に上り、ウォンテッド・スコープに取り上げてもらえたし、それに何より特筆すべきは実際にその後、ダークムーンの現場で色々な人から褒め言葉を頂いたのだ。
だから、あの姿なら…って私は考えた。
あの姿ならあの男の子だってきっと納得してくれるに違いない、と。
なのに、敦賀さんってば……。
「 判っているなら却下の理由だって納得いくはずだ 」
「 でも敦賀さん。あの役で私は色々な人から褒めて頂いたんです!キレイで美人な織姫を作るのにあれから変化させるのはダメなんですか?! 」
「 ……最上さん。確かにね、あのPVを見た社さんも君を褒めていたよ。まるで女神みたいだってね。
でも今回の君は織姫だろう。そういう役を演じるんだってまず君が思わなきゃ。そして俺は君を織姫にすべく完璧にプロデュースしようと思った。だから、俺を信用して任せてくれないか? 」
「 でも…… 」
「 それに、人の印象に残るキレイというのは、ひとめ見た時の外見だけで決まる物じゃないんだよ。そういうのも演技で表現できるものなんだ。
取り敢えず、その天使をイメージするドレスは却下。これに着替えておいで 」
「 ……ふぇぇ? 」
死刑宣告を受けたかのように目に涙をためた私に、敦賀さんはいつもと何も変わらない冷静な態度で一着のドレスを私に託した。
手にしたのは淡色のドレス。
絹で繊細に紡がれ織られたのだろう、軽くて優美な衣装だった。
「 不思議な光沢…… 」
「 光の加減で色が変わる偏光ドレスって奴だよ 」
「 偏光ドレス? 」
「 そう。トンボの羽や蝶々の羽と理屈は同じでね。光に含まれた紫外線の光量で色が七色に変化する。別名、玉虫色 」
「 ……そう、なんですか 」
天使の衣装と同じ白色に見えたけれど、それは決して白の衣装ではなかった。
敦賀さんの言葉通り、光の加減でそれはイエローにもブルーにもそしてグリーンにも、自在に色味を変えたのだ。
正直、私はすごいと思った。
これはなんて織姫らしいドレスだろう。
織物にしか興味を持てず、様々な織物を織っては楽しんでいた織物オタクの織姫がまるでこだわり抜いて織ったかの様な衣装。
まさに彼女にぴったりだ、と自分でも思った。
「 サイズは合っていると思う。でも実際に来て貰わないと判らないから着替えてみて、最上さん 」
「 ……はい、でも… 」
でも、私はこれでいいのだろうか、と躊躇った。
私が敦賀さんプロデュースに一番引っかかりを感じていたのは、実は別の理由があったのだ。
「 …――――――― 最上さん、着いたよ 」
「 えっ、はいっ? 」
回想していたそれを遮るように届いた敦賀さんの声で私はハッと顔を上げた。
てっきりだるまやに着いたのだろうと思っていたのに見回した景色は見知った駐車場だった。
「 LME? 」
私の呟きに敦賀さんはクスリ…と笑った。
「 そ。その地下駐車場に着いた 」
「 え?どうしてですか? 」
「 どうしてって、そのドレス、着替えなきゃだろ? 」
あ、そうだわ。
そもそもこれ、借り物だっけ。
「 それにせっかくだから。君が着替えてしまう前に君と二人きりで七夕の夜空を楽しみたくてね 」
「 え?でもいま外は雨で…… 」
「 君が考え事をしている間に雨はあがったよ 」
「 ええぇぇっ??? 」
颯爽と車を降りた敦賀さんの後を追って私も同じように車を降りた。
おいでと促されて差し出された敦賀さんの左手に躊躇いもせずに自分の右手を置いたのは、まだ七夕会での余韻が残っていたからかも知れない。
敦賀さんはニコリと笑うと強引に私の右手を自分に引き寄せ、そして簡単に私を抱き上げた。
「 うひゃぁああっ!? 」
「 ごめん、驚いた? 」
「 おっ…驚きました 」
「 外へ行くのにドレスが汚れるのはまずいから。俺が連れて行くよ 」
「 へえぇぇぇ??一体どこに…??? 」
「 だから、夜空が見える場所だろ 」
大都会の真ん中で?…と心の中で突っ込んだ私を敦賀さんは軽々と抱き上げたまま歩みを進めた。
どこに行くのかと思えば通常は誰も使わない非常用エレベーターに乗り込み、そこから一気に屋上を目指す。
外に出ると敦賀さんの言葉通り、確かに雨は上がっていた。
「 でも、一面びしょ濡れですよ 」
「 大丈夫。濡れてない場所ってのがあるんだ 」
「 え?そうなんですか?……うひゃあっ!! 」
なおも私を抱き上げたまま敦賀さんは続けざまに歩みを進め、野外ステージのミニチュア版ともいうべきステージに私を下ろした。
「 ほら、あっただろ? 」
「 本当ですね。猫の額ほどですけど… 」
そこは天井が守ってくれたのだろう確かに濡れていない場所があった。
本当に狭小なスペースではあったけれど、敦賀さんと二人で立つには充分なスペースでもあった。
「 最上さん。ひとつ、聞きたいことがあるんだけど 」
「 はい? 」
「 俺のプロデュース、嫌だった? 」
「 へ?どうしてですか?嫌だなんて私は… 」
「 でも、どこか遠慮がちだっただろ?気付かないとでも思ってた? 」
「 ………… 」
だって、本当はずっと思っていたんだもの。
敦賀さんは忘れちゃったのかしら。
それとも私だから平然としているだけなのかしら…って。
「 どうなの?最上さん 」
「 ……前、敦賀さん、私にこう言ったのを覚えてますか? 」
「 ん? 」
「 自分はちゃんと人を見てリアクションしてるって…… 」
「 ……うん、言ったよ。だからちゃんと人を見て対応を変えているだろう 」
「 それ、具体的にはどこがですか?そもそも敦賀さん、どうして私をプロデュースしようと??? 」
胸の前で両手を軽く重ねて敦賀さんを見上げた私を敦賀さんが見下ろす。
視線だけを横に浮かせた敦賀さんは、何事かを逡巡したあとそっと口を開いた。
「 それは、俺の言葉で最上さん、少なからず打ちのめされている風だったから。だったら俺は自分の言葉に責任を持とうかなって思って 」
「 責任って、どうしてそもそも!! 」
「 なに、急に… 」
「 もう!!本当は忘れちゃっているんじゃないですか?敦賀さん、言ったでしょう?ダークムーンの打ち上げパーティの時です!私が、貴島さんに全身コーディネートして頂いたのをさも悪いことのように注意したじゃないですか! 」
「 あれは、君にスキがあり過ぎたからだろう。腰や肩を無防備に抱かせた挙句、顔見知りに対して気を許しすぎる節が君にあるから… 」
「 だったら!!どうして敦賀さんは今回、私を… 」
「 俺は!!君の顔見知りのつもりはないっ!! 」
敦賀さんの顔は真剣だった。
思わず声を張り上げたことを後悔したのだろうか。
敦賀さんは私と視線がぶつかると、逃げるように顔を背けた。
「 ……それは、私も判っていますよ、敦賀さん。
だって、私にとって敦賀さんはLMEの大先輩で、私が最も尊敬する役者さんで… 」
そして、誰よりも敬愛するただ一人の男の人です。
だから、困ったの。
「 だから、敦賀さんは単なる顔見知りじゃありません 」
「 ……確認するけど、君はこれも覚えているのかな 」
「 はい? 」
「 男が全身服を用立てるのはその女性をどうにかしたいという下心の表れだって、俺が言ったことを… 」
「 ……っっっ!!!!! 」
覚えているも何も
実はそこが私の一番の躊躇いどころだったんです。
俺がプロデュースするからって言った敦賀さんの言葉を聞いた時からずっと考えていた。
一体、敦賀さんはどういうつもりでそれを言ったんだろうって……。
「 あ……の…… 」
どうしてだろう ――――――― …。
いま、明らかに敦賀さんの雰囲気が一変した気がする。
そもそも七夕の夜空を見に来たはずなのに、屋上に上がってから一度も夜空を見ていないわ。
私は一度大きく唾を飲み込み、それから一歩の勇気を歩んだ。
いえ、言葉で…だけど。
「 あのっ、大丈夫ですので! 」
「 なにが? 」
「 私はそのような勘違いは絶対致しませんから 」
「 勘違い? 」
「 そうです!敦賀さんが私をプロデュースして下さったのは純粋に先輩として、出来の悪い後輩の面倒を見て下さっただけって分かってます! 」
「 ……そう。判ってくれる? 」
「 はい、そりゃあもちろん、ご安心下さい!!私は本来、下心(恋)や真心(愛)の災いをこうむる場所にいない女なんです。清々しいほどそうであることを自覚しておりますから! 」
言いながら私は妙に背筋を凍えさせていた。
なぜなら敦賀さんの雰囲気が一段と変化した気がしたから。
敦賀さんは瞼を伏せて顔を背け、優し気にフ…と笑みを浮かべた。
それから静かに視界を開き、再び私を見た敦賀さんの表情はいつもの彼のそれじゃなかった。
「 君は本当に…… 」
「 にょわあぁぁ!!ちょっ…ちょっと待って下さ… 」
あ、やだ。
水たまりがあって思ったように身動きが取れない!
「 男って奴を全然判っていない 」
「 えーえー、そうでしょうとも!なにしろ一番遠い場所に居りますのでね!でもこれぐらいは判ります。本当の紳士は敦賀さんみたいに突然夜の帝王に変身したりしないって事ぐらいは。そもそもそんな妖しい顔を持っている人なんて… 」
「 君に俺の何が判るって言うんだ 」
「 ……っっ!! 」
そのとき、敦賀さんは私にいきなり接近し、片手で私の腰を抱いただけじゃなく、もう片手で私の顎を持ち上げた。
それはまるで姿勢正しい執事のような佇まいで私の前に立ちはだかり、容赦なく私を見下ろす。
あの夜と同じ
輝かしいほどの夜の帝王顔で ――――――― …
「 最上さん 」
「 ぅひゃぁいっ!? 」
「 迂闊に俺から逃げない方が良い。君が後悔するだけだから 」
「 ……どうしてですか? 」
「 君がいま着ているドレスのレンタル料、一日50万円 」
「 うえいっ?! う…ウソですよね?だってもう足掛け三日目… 」
「 ちなみに、少しでも汚れたら買い取り要求される代物だったりする 」
「 かっ……買い取りって…お、いくらぐらいで…… 」
「 本体価格、一億六千万円。税別(笑) 」
「 なっ…なん…… 」
「 種明かしするとこのドレス、特殊工程で作られた非常に希少な糸で成っているんだ。そもそも通常の織り機では織る事すら出来ない細さの糸らしい。それを、さらに特別な織り機を通して有り得ないほど繊細な織り方が為された、いわゆる最高品質のドレスってやつでね。注文したからって簡単に手に入らない代物だって言われた。本当に運がいいですねって言われたほどだ 」
「 どっ…どう…… 」
「 ちなみに、ポケットチーフ並みの布サイズで2万ぐらいの価値らしい。それを考えたらむしろこのドレスの値段はかなり良心的かもしれないよな 」
「 ちょっ……待っ……離れ…… 」
「 ほら、少しでも動いたらドレスの裾が濡れそうだよ? 」
「 そう思うんだったら力をかけないで下さい、敦賀さん、本当に… 」
「 覚えているよな?親切に申し出てもらったからって迂闊に身にまとうべきじゃないって 」
「 だっ…だって、でもこれは敦賀さんがぁぁ… 」
「 俺、いま自分の正直な心のままに今すぐ君をどうにかしてあげようと思うんだけど、いいよな? 」
「 良くないですぅぅぅぅ!!………っっ!!!! 」
…―――――――― もう、嘘つき。
敦賀さんは本当に嘘つき似非紳士です!!!
人を見てリアクションしているなんて嘘ばっかり。
もしそうだったとしたら、いま私の唇に熱が重なるはずが無い……。
「 ……っ……ドレス、汚しちゃっても構わないのに? 」
「 ……っっ!!!しんっじられない!! 」
キスするなんて!
キスするなんて!
本当にキスするなんて!!!
「 言っただろ 」
「 ………ぇ 」
「 俺は男らしく、自分の口から出た言葉に責任を持つって 」
それは、七夕織姫プロデュースの話ですか?!
それとも…っっ!!
「 俺はね、これでもちゃんと人を見てリアクションしているんだ 」
「 ……だから、どこが…… 」
「 どうでもいい後輩の為に最高級のドレスを用意したりなんかしない。君をプロデュースしたいと思ったのは君だからだよ 」
ああ、もうイヤ。
心臓が、あり得ないほど運動している。
どうして敦賀さんは私を抱きしめたまま放してくれないの。
「 最上さん、考えた事ある? 」
「 はい? 」
「 お城にはどうして長い階段があるんだろう。なぜ王様はいつも妃を着飾ろうとするんだろう 」
「 え? 」
「 自分に置き換えて考えてみたら、自ずと答えが見えた 」
「 へ? 」
「 俺が君にこんな格好をさせたのは君を喜ばせるためじゃない。君のそういう姿を見たかった自分の欲求を満たしたかっただけだ。加えてこれは男が考えた苦肉の策なんだよ 」
「 はいぃぃ?? 」
「 君を決して逃がさないための… 」
『 ――――――― なぁ…
どうして彦星だけなんだよ。織姫はいないのか? 』
『 ごめん。俺だけじゃダメかな 』
『 ダメじゃねぇけどよぉ……。
……あ、判った!そうか。これから織姫に会うってことなのか? 』
『 え? 』
『 なんだ、判っちゃったぜ、オレ。
じゃあいつか絶対、ここに織姫を連れて来いよな!とびきりイイ女な! 』
『 ……う、ん…… 』
――――――― そんな未来は、決して来ないはずだった。
だから子供たちとしたその約束自体、もう、忘れていたぐらいなのに。
「 ……ドレスを着ていると長い階段を駆け下りるのは大変だろ?
男は皆、自分が愛した人にはずっとそばに居て欲しいんだ。だから追いかけ易い様にドレスで着飾らせるんだ。愛する人が決して自分から離れて行かないように、と切なる願いを込めて… 」
「 それは、いま敦賀さんが私を抱きしめたままなのとも関係があるんですか? 」
「 そう。たとえば君がいま俺から簡単に逃げていけないように、周りを水たまりで囲って、さらに君をがっちり捕まえているところ 」
「 なにそれ、逃げる術なし… 」
ギュ…と抱きしめられて、やっぱり心臓は狂ったように踊っていたけど、そのとき私の思考を支配していたのは全く別のことだった。
「 最上さん。もし今後また君にこういう事があったとしたら、多少無理してでもやっぱり俺が君をプロデュースしたいと思うよ 」
「 ……そうですね。もしそういう事があったとしたら、その時はぜひ、敦賀さんにまたお願いしたいです 」
「 ――――― 最上さん 」
「 はい? 」
「 それは、このまま俺にどうにかされたいって聞こえるんだけど… 」
「 はいっ?!なんでですか!! 」
「 いや、いま絶対そういう意味だっただろ。いいよ?今すぐ君をどうにかしてあげるよ? 」
「 だからっ!!その、いきなり夜の帝王顔になるのをやめて下さい!本気で心臓に悪いんです 」
「 う~ん、もう星はいいか。帰ろう。俺の家に送って行くから 」
「 はぁ?それって送るって言いませんよね? 」
「 あ、最上さん、そこ一歩下がると危険 」
「 はうっ!!! 」
「 了解しないならこのまま君を置いて帰る 」
「 うがあぁっ!!この似非紳士ぃぃぃ!!! 」
END
つき様から頂きましたリクエストは、29巻ACT.173で蓮君が言った、「今すぐどうにかしてあげようか?」の意味を間違えて受け止めたキョーコちゃんの誤解を解いてください、でした。
これでリクエストにお応えできておりますかしら♡(〃∇〃)
攻め攻め蓮君がちょっと少なかった気がしますが、一葉に悔いなし(笑)
リクエスト、本当にありがとうございました!!
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※宜しければ「おまけ話」までお付き合い下さい(。-人-。)よろしゅう
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