SS 紅葉の意(ACT.244派生) | 有限実践組-skipbeat-

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 一葉です。о(ж>▽<)y ☆

 本日お届けいたしますのは本誌派生妄想です。


 コミックス派及びネタバレ回避お嬢様はこちらより回れ右を推奨いたします!!!








 さて、この頃は本誌を読むたびに何かと派生妄想をUPしておりますが、ACT.242派生の「ヤッシーの思惑」 及びACT.243派生「反撃の火蓋」 と、一葉が書いたSSがどちらも原作とリンクしている感じで若干、有頂天気味です。


 今回のSSもどちらかというと反撃の火蓋に近い雰囲気で執筆しておりますが、ACT.244に関しましては前回のACT.243から引き継いだ推測と合わせて後日あらためて限定記事内にて考察をUPしようと思っておりますのでご興味ある方はお付き合い頂けたら嬉しいです。限定ですけどもね!


 また、欄外には続き妄想チックなつぶやきを載せております。

 こちらもネタバレに繋がりますし、一葉的予想という内容になっておりますのでご興味ない方はスルーでよろしくお願いしたいと思います。


ACT.244派生妄想

■ 紅葉の意 ■





 紅葉を体現するにあたっては、すでにコミカライズされていたそれを読んでいたから




 あとは

 自分がどれだけ努力できるか




 ただそれだけが、自分自身に課すべき唯一の課題だった。





「 いいだろう。一度だけチャンスを与えよう 」





 叶わない想いに身悶え、苦しいが故に愛しく、決して捨てることを由としない恋心ならもう自分は持っている。




「 そこに刀がありますが君には用が無さそうなのでそのままで構いません。

 そこからここまでただ進んで来るだけで結構 」




 ただ一人の人だけに向かう激しいほどの忠誠心。

 それすらもう自分は抱いていた。




「 君はいま紅葉だ ――――――― 始め 」




 役になり切れ…という合図は自分にとって最も有効なスイッチで

 子供の頃からひとり、夢想に浸っていた自分が最も得意とする行為だった。




 坂上家に代々仕え、心の底からお慕いするあなた様の命で動くが私の命。


 あなた様にお仕えするのが唯一己が持つ最大の喜び、存在意義。




 ……なれば私は――――――――――― ……





「 ………どうしました? 」


「 ――――――― 志津摩様の命が無ければ動けません!! 」





 たとえオーディションだと判っていても



 いいえ、本物の紅葉を見極めるためのオーディションだからこそ



 主君を目の前に、他の者の指示で動くなど出来ようはずもなかった。





「 …古賀君 」


「 ――――― 紅葉 ――――――― 此処へ 」




 日本人が通常、走る時に手を振るようになったのは明治以降のことである。

 それまで右手は太腿に添え、左手は佩刀が邪魔にならないよう押さえて走るのが主流だった。

 ※佩刀(はいとう)…刀を腰に帯びること



 武器を携えているのは武士に限ったことではない。忍びもまた同じ事。


 手を大きく振ればモノに当たる可能性は上がり、大きなアクションを取れば走行速度の向上よりむしろ、発見確率を上昇させることに繋がる。



 上半身を揺らさない動きは仲居の仕事をしている間に身に付いた。


 頭を揺らさず走ることはその延長線上なだけで、時間に追われながら多くの物を両手に抱え、滑るように歩く所作さえ子供の頃に身に付けた技術。



 技術…というと聞こえはいいが、その動作の源となった行為がただの配膳作業だと知れば、きっと誰もが一様に苦笑を浮かべるに違いない。




 主君の目の前に跪き、次なる使命が下るのを待つ。


 主を守るが己の役目。

 第三者の柄の動きが私の耳を不快に障った。



「 忍びの者に問う ―――――――――

 お前はどこの手の者で何者だ!! 」




 名乗る必要などないと思った。

 忍びの者に言葉は要らない。



 必要なのは主君を守る体術のみ





 交える刃は己の意志

 金属音が轟く前に相手の喉に一刀向けた。




「 ……鎌鼬…… 」


「 ――――――― その名で呼ぶな

 父からその字名まで引き継いだつもりはない 」




 それに、それは私の名ではないわ



「 紅葉、控えよ 」



 そう、それよ

 それこそが我が名



 志津摩様のお声で呼ばれるたびに、強く色濃く染まりゆく



 あなたを慕う、くれないの紅葉









     E N D


ACT.244。とにかくやばいぐらいキョーコちゃんがカッコ良くて何度も何度も読み返してしまいました♡

あんた、そんなに私を惚れさせてどうしようっていうのさ!!!ぐらいのレベルでとにかく蓮君以上にカッコいいぃぃぃぃ(〃∇〃)


ところで本誌の引きで『 役者ではない半端者は使わない 』という呉前プロデューサーの信念が出てきましたが。

えー?これどうするのぉ??絶体絶命じゃぁん!…なんて思われた方はいらっしゃったのでしょうか。


私から言わせればこんなのどうってことない壁だと思いました。

むしろこんなの障壁でも何でもない。


一葉がそう考える根拠的なものは考察記事にてチラッと触れてみようと思いますが、少なくともこんな風に回避すればよかろう…という妄想がすぐ生まれてきました。

それがこちら↓



■ いちよーが考えるならこんな感じ ■




 役者ではない半端者は使わない…という言葉が私の背筋を伸ばしたとき、私の脳裏で社さんの言葉が蘇った。



 ――――――― だってキョーコちゃん

 こんな事でおとなしく引き下がったりしないだろう?




 その通りだと思った。


 紅葉は私の役だ…という気持ちが変わらない以上

 おとなしく引き下がる気など一ミリも無かった。



「 ……差し出がましいとは思いますが… 」


「 ん? 」


「 なに? 」


「 もし私の所属がタレント部から俳優セクションになったとしたら、復帰をお認め頂けるのでしょうか 」


「 ああ~?そんな簡単に変更するのか?君はタレントなんだろ? 」


「 ……LMEにお世話になることが決まったとき、お恥ずかしいながら私の中でまだ芸能界でこうなりたいというビジョンが全くありませんでした。ですので取り敢えずタレントで、という位置づけになりましたが、事務所の先輩である敦賀蓮さんの演技に触れて私は役者を志す者となりました 」


「 敦賀蓮? 」


「 はい!いつか一流の役者になることが今の私の夢です。ですからタレントセクションに所属していることが自分が役者になりたい目標の妨げになるのであれば、今後の事も見据え、俳優セクションに移動させてもらえるよう事務所にそう願い出ようと思います。……復帰をお認め頂けますか? 」



 ……みたいな。

 森住監督が言ったことっていうのはただ単なる揚げ足取りだよね。


 事実、呉前プロデューサーはキョーコの復帰を認めるぐらいその演技を『良い』と思った。それが役者でないことが足枷だというのならその足枷を取ってやれば済むことでしょ。


 たぶん、社長に言えばすぐ変えてくれそうだけど。育てたいな~って言ってたし。

 ただし、虎の威を借る狐のような真似をキョーコちゃんがするとは思えないので、この場合はヤッシーから社長の耳に入るのが自然かな、と思いました。

※ただしその場合、ローリィが素直に動いてくれるとは限らないと想像。「最上君が何も言ってこないのにこっちが動くのもな~」とか言いそう。

仲村先生はどう動かしていくのか、非常に楽しみです♪


 タレントから俳優セクションへ。

 それはキョーコちゃんが一流の女優になるために必要な、次なるステップのように思えます。


 

⇒紅葉の意・拍手

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