思いもかけない時間にSSをアップする一葉…(・・;)すみません。
暑さで完璧やられています脳細胞。
冷たいものを口にするとすぐ胃が弱音を吐くので(笑)本当に夏は気力と根性だけが勝負の分かれ道です(←体力はすでに問題外)
本日のSSは~キョコちゃんサイド~♪
いつまでたっても一葉のSSが両片想いなのは~、原作の二人が両片想いの状態だからですよ~。
あーもう、ダメだ(笑)暑くてコメントすらも思い浮かばない…からもういいや~。どうぞ~…。
■ 夏の鼓動 ■
「 今日のあなたの運勢は~? 」
早朝のラブミー部の部室。
夏休みに入り、学校は無くても仕事は来るかもしれない。
その時の為にと待機していた部室で、私はテレビ画面の向こうで楽しそうに占いを読み上げる女子アナの声を聞いていた。
「 じゃじゃーん♪新しい出会いに胸をときめかせるかも?恋の予感に胸キュンです!! 」
このセリフに思わずイラついて。
つい仏頂面で文句を口にする。
「 はぁ~?そもそも私に新しい恋なんて不要よ!誰よ!?こんな役に立たない占いを公共の電波に乗せたのはっ!? 」
梅雨が明けて、日本特有の湿度の高さが東京の街を覆う夏。
容赦なく降り注ぐ太陽の熱視線が、肌をじりじりと焼き付ける。
額から、喉元を通り過ぎ、背中や胸を伝い落ちる不快な水滴。
どんなに仰いでも拭う事を許さないとばかりにまとわりつく暑い空気が、こぼれ落ちる汗と同時に隠せない苛立ちをも加速させていた。
窓の向こうは夏の東京。
空調が効いている部室内は快適だった。
それだけに…
煽られた不機嫌は一層鬱陶しさを増す。
「 ラッキープレイスは、スィーツショップだよ♪ 」
そう耳に届いた途端、部室の扉が開いて。
椹さんのご依頼で、致し方なく炎天下の…真夏の都会に躍り出た私。
「 そこでどんなラッキーが待っているって言うのよ!だいたい私、運の悪さには自信があるの!! 」
自慢にもならない自信をみなぎらせ、ブチブチと文句を言いながらも、空調の効いた店舗で一息を付いた。
依頼された通りのものを購入すべく、手早くレジで会計を済ませると、ケーキケースの前で真剣に悩んでいる男の子が目にとまる。
( 小学生…2,3年生ってとこかしら?今は夏休みだもんね… )
男の子が一人でいても決しておかしくはないけれど、たった1ピースのケーキを注文したその子が、代金を払うためにレジでお財布をひっくり返した時に懐かしい記憶が蘇った。
お財布から飛び出したのは5円玉と10円玉。
1ピース430円のケーキを買うために、どれほど頑張って来たのかを思い越して自然と胸がときめいた。
きっと少しずつ少しずつ…。家のお手伝いなんかをして貯めたのだろう、そのお金。
ショータローの旅館で、手伝いをするたびにお駄賃として頂いていた幼い頃を思い出す。
同時に手繰り寄せたもう一つの思い出。
あれは、蝉しぐれの夏の昼間だった。
寄せ集めたそのお駄賃で、コーンと分け合ったのは1本のアイス。
自然と思い出が弾んで、口元が小さくほころびを見せた。
代金を払って、満足そうに笑顔を浮かべた男の子が、右手に下げたケーキを気遣いながらも足早に目的地へと向かう後姿を視線だけで追いかけた。
「 お母さん!! 」
すぐ傍のコーヒーショップ。
声に反応して顔を上げたのは、ふっくら笑顔の優しそうな女性。
きっと、ここで待っていてって、言い含められたんだろうなんて、勝手に想像してまた頬の筋肉を緩める。
弾んだ息で、満面の笑みで、自信ありげに差し出されたそれは…
「 お誕生日、おめでとう!! 」
1ピースだけのバースデーケーキだと知って…
その光景に
心がじわりと温かくなった。
くそ暑い太陽の陽射しに照り付けられながら、首元をしつこく流れた汗をぬぐうと、不意に思い出した占いの言葉に思わず苦笑が漏れる。
――――― 新しい出会いに、胸をときめかせるかも?
確かに…胸はときめいたかも知れない。
ラッキープレイスのスィーツショップで…なんて考えたら、暑さで苛立っていた自分を忘れて何度も小さく笑いがこぼれた。
「 暑… 」
額に手をかざして、夏の空を思いきり仰ぐ。
拡がる青空に色を添えた、大きな白い雲に思い出が重なって
懐かしい人の名を、心の中で口ずさむ。
……コーン…元気かな?
目を細めて思い出に浸ろうとしたのに、カバンの中で震えた携帯が一気に私の意識を現実へと引き戻した。
「 わわっ!!電話!!いけないっ、椹さんかも…あ、もしもし? 」
一段高い電子音が回線を繋げてくれた瞬間、私の耳に届いたのは焦がれた人の小さな笑い。
「 …最上さん?街中で、何を一人で百面相しているの? 」
「 へ?…敦…!!!!…賀、さん? 」
「 そうだよ。最上さん?右側を向いてごらん? 」
ゆっくりと移動した視線の先、路肩に止まっていたのは見覚えのある車。
運転席の窓の向こう。
金魚の尾のようにゆっくりと揺れながら、自分を誘う大きな左手に吸い寄せられるように足が進んだ。
…ほら、ね?新しい恋なんて、自分には必要ないの。
新しい恋なんて欲しくない。
私を支配していいのは、この人だけなんだから。
「 敦賀さん、お久しぶりです…ロケ、終わったんですか? 」
「 今日、やっとね。元気だった? 」
逢えなかった事にもやもやしていた時間。
それらが全て吹っ飛んで。
容赦なく照り付ける太陽の下
自分だけに向けられた敦賀さんの笑顔を見ながら、強く弾む夏の鼓動が
耳元で爽やかに弾け飛んだ。
E N D
あちぃ…(;´Д`)ノ
日中、外出すると殺人的…と思ってしまう一葉。でもスィーツショップに足を運ぶ気力だけはある ←おバカ
そこで出会った素敵妄想。本当に男の子が一人でケーキを1ピースだけ買って行ったんです。
5円玉と10円玉を駆使して(笑)
ちなみに朝の占いからケーキショップまでの下りは一葉の身に起こった現実。
ちょっとだけハッピーになれました(〃∇〃)ラッキー♪
しかし、AM9時の時点ですでに家の中が31.6℃とか…止めて欲しい…。
どうにも頭が痛くて、妄想が思うように進まない上に言葉がいまいち出てこない…( ̄□ ̄;)
エアコン効かせてばかりだとすぐ喉が痛くなるし~…。
夏…過酷すぎるぅ。あっちに行って~(/TДT)/⌒(猛暑)
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