SS 6時45分の君へ◇3 | 有限実践組-skipbeat-

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こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 おはようございます(`・ω・´)キリ☆一葉梨紗でございます。

 パラレル蓮キョ、更新でございます!

 ええ。もちろん予約投稿でございます。


 需要があるとか無いとか、そんな事は考えずに自分が書きたいものを書いております。

 パラレル苦手な読者様がいらっしゃったら本当に申し訳ありません。


 妄想はどこにでも落ちているものですよね。

 ちなみに6時45分は一葉が出勤するために利用している電車の発車時刻です(笑)←違う日もありますけど…


 少しでも楽しんで頂けていたら嬉しいです…。



 ~ 蓮キョde初パラレル*ハート ~

■ 6時45分の君へ ◇3 ■




 連れていかれたのは流行を敏感に察知する

 貴島が選んだにふさわしい店


 でも俺は 行って3秒で 200%後悔したんだけど…


「 こんばんはぁ~ 」


「 はじめましてぇ~ 」


「 きゃあ~…三人ともすっごく素敵ぃ~ 」


 甘ったるい声に 意味なくくねる腰

 空気を揺るがす不快な香りに 化粧品の匂いがそれを助長する。



 6時45分に出会った彼女とは大違い…


 爽やかな笑顔で

 きちんと揃えられた爪先が綺麗で

 聞き心地が良く 歯切れの良かった口調と

 風になびく短めの髪からシャンプーの香りがしていた



 …逢いたいのに



 どうしてあの時

 すぐに折り返してでも彼女を追いかけなかったんだろう?


 後悔役立たず…とはよく言ったもんだ

 もちろん後悔は先にも立たないけど…



 貴島が話を盛り上げている間に

 トイレに立つフリをして 早々にその場から退散をすると

 バレていたのか 社さんが俺の後を追いかけて来た


 後から考えれば これも ――――――― 必然…。



 夜の闇に繰り出してすぐ どういう訳か彼女を見つけて

 信じられない偶然に 鼓動を躍らせ

 声を掛けようとした俺は そこで立ち止まることしか出来なかった。



 夜の街を見つめる彼女の瞳は

 こぼれそうに浮かぶ水滴が瞬き


 胸元で交わった細い両手が 小刻みに揺れて

 噛みしめた唇が 切なげに震えていた。



 その先に見えた景色は

 たぶん 君のリアルな生活 だったんだよね?



「 うん?あれ、キョーコちゃんだ 」


「 え?社さん、彼女を知っているんですか? 」


「 ああ。俺んちの近所に住んでいる子だよ。礼儀正しくていい子なんだけど、幼馴染がいただけないよ… 」


「 ――――― 幼馴染って… 」


 もしかしてアイツですか?と

 彼女の視線の先にいた男を 指し示した途端

 社さんの顔が ありえないほどしかめられた事に驚いた



 派手な体つきの女の人と

 肩を抱き合って 笑っている男



「 そうそう、あいつ。顔だけ良くって性格最悪。男と女の落差ありすぎ! 」



 いつも穏やかな社さんの毒舌に

 相当嫌な奴なのかなとは思ったけれど


 彼女の寂然とした横顔を見れば

 彼女にとっては そうではないのだろうと…



 自分に言い聞かせるように 心の中で呟いたけれど




 ――――― 口の中には 苦さだけが残った。






 ⇒4話へ続く


別に私は不破尚を嫌いではないのですけど、

このお話の場合はそれでしょうがないだろう…。

それにこれ以上、奴に出番はないし(笑)


⇒6時45分の君へ◇3・拍手

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