(旧) 長月二十八日

 

 
矢を放つ人の思いの重さ今は
柱の影の蓮華王院
 
雲端
 

 

 

 

江戸期に武士によって行われた通し矢。

中でも「大矢数」と呼ばれる競技は

一昼夜をかけてこの長い三十三間堂の軒下を

矢を撃ち通し続けるというもの。

三十三間、約120m。

武士の面目をかけた大勝負は

まさに命がけだっただろう。。。