月曜日の朝🐓
「今日さ、塾のあとに友だち二人連れてきてうちに泊まらせていい?明日の体育祭の準備したくって」と、いつもと違う可愛らしい態度でおばあちゃん(私の母)にお願いする娘。
へ⁈今日?
ど平日の今日?
しかも塾のある今日⁈
出たよ。娘の思い立ったが吉日行動。
娘を学校へ送るためそばに待機していた私が
「だめだよそんな急に、、」とたしなめる横で、
「いいよー」とおばあちゃん。
へ? …いいのかい?
いやいや、部屋も片付いてないし無理だよ。前もって準備しないと、、、
「掃除機かけといたから大丈夫よー。この前少し片付けたし」とおばあちゃん。
むむむ、思わぬ伏兵がここに
そう言えばうちの母、客人もてなすの大好き人間だった…。
いやでも待て待て。
お友達のお家だって、こんなど平日に急にお泊まりなんてびっくりしちゃうよ。大体、高校の保護者なんてお互い会ったこともないんだし。誰それ?そのお家大丈夫なの?って不安になるはず。急に誘って非常識な家だって思われちゃったらどーする
朝だって狭い洗面所がJKでぎゅーぎゅーじゃん。それに夜中まで準備したとして、万が一皆で遅刻でもしたらどうしよう
頭の中で次から次へと湧いてくる不安。
だから友だちの家庭でもきっと反対されて、、、
娘「あ、⚪︎のうちも⚪︎もOKだって」
嘘やん…
娘「お風呂もご飯も済ましてから駅に集合だよー」
ああ、そう…。
じれる親を尻目になぜかジジババたちはノリノリで。
8時に駅に集合なのね。ご飯はいいの?
じゃあ夜中の差し入れとか買っとく?
なぞと娘と一緒にワイワイしてる
朝の短い時間の中、娘の無謀な思いつきがあれよあれよと形になり…。
老人たちの謎の対応力に完全に置いてけぼりのワタシ。
なんか、心配する自分がバカバカしく思えてきた。
体育祭の準備って何よと聞くと、応援うちわの飾り付けとかなんとか。コンサートとかで見るあれか⁇
私の時代にはなかった文化だわ…。
思えばうちの娘、昔から急に思い立って無計画に動く事が本当に多くて不安であれもこれもキチンと決めてからでないと行動に移せない私とは真逆の性格。
いいこと思いついた!よし、やろ!!
と速攻で行動に移すので、決まったルーティンで平穏無事な生活を送りたい私は散々振り回される…😖
事前の準備や計画性の大切さを説く私の説教は右から左…いや、そもそも娘の耳の穴にすら届いていないかも。
相変わらず危なっかしいわーと思う反面、ちょっと羨ましいとも思ってしまったりする。
翌日、雲ひとつない快晴のもと、なんとか無事に登校し、楽しそうな写真をパシャパシャと送ってきた娘。
まあ、楽しかったならいいか。