妻の実家はサマール島にあります。最寄りの大きな町はタクロバンになります。タクロバンはそこそこ大きい町ですが、そこから1時間もかかるので田舎っぽい場所です。
そんな片田舎の実家に突如開設されたワクチン集団接種会場。家の近くに出来たようで、タタイ(義父)とナナイ(義母)急いで出掛けました。
行ってみると、すでに大勢の人の行列。長蛇の列で、待っても待っても順番が回ってきません。3時間経ったころに、タタイの姪っ子(現場の看護師)が傍にきて、特別に配慮をして接種してくれました。
しかし一緒にいたナナイは接種をしてもらえませんでした。タタイは姪っ子に懇願しましたが、「もう残りが100本しかないからダメだ」と言われました。なんともフィリピンらしい無情な対応です。
ワクチンはジョンソンで、高齢者は無料です。
ただ、予約制ではなく先着順で、かなり待たされます。ナナイは明日の深夜1時から順番待ちするそうです。長時間「三密」になるのでかなりリスクもありそうです。
無事に接種できますように祈っています