日本の人口構成変化による外食不況がちょっと心配。 | KITA MILA(キタミラ)~北海道・焼肉・韓国・子育てブログ

日本の人口構成変化による外食不況がちょっと心配。

 たまには真面目な話しますよ(笑)
先日、某社さんの作業で「日本全体の人口構成ピラミッド図」を作りました。


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 「20代以下」のボリュームが少ないのは、一目瞭然ですよね。
現在における日本の出生率は世界でも指折りの低さ。2009年世界銀行の統計によると1.37人らしいです。
このペースだと下の年代に行くほどどんどん先細りしていくことが確実な状態。
欧米諸国のように新興国からガンガン移民を受け入れない限り(その施策が良いという意味ではないです)、
この構成図における特定年代の横幅が広がることはないはずです。


 この図だけで全部言い切るのは乱暴かもしれませんが、これってカロリーが高いメニューを扱っている
外食業にとって由々しき事態だと思います。

 たとえば、弊社でも焼肉店を営業しているのですが、30~40代の若者層とシニア層の一人当たり売上を
比べると明らかに前者の方が高い売上金額となります。「若い層は就労年代だから所得の余裕がある」と
いう点もあるかもしれませんが、明らかにシニア層の「食べる量」が少ないのです。

「歳をとると、あまり量が食べられなくてねぇ」
「脂っこいものが苦手になってきてねぇ」

・・・的なお話を良く伺うのですが、
出生率低下に伴う「人口減少」と「シニア層の割合増加による肉消費の低減」は、将来、焼肉屋だけではなく
似たような高カロリーメニューを扱っている外食業に大きなマイナスドライブをかけるのでは? と予想して
います。たとえば、中華料理屋・フランス料理のレストラン・ハンバーガーチェーンなどですね。


 このような状況を勘案すると、以下のようなことについて、今のうちに準備しておかないと
大変なことになるなぁ・・・と思っています。

(1)コアのターゲットはちゃんと狙いつつも、幅広い年代層に需要される商品・メニューの開発
(2)上記に合わせたコミュニケーションプランの見直し


 うゎ。朝から真面目なこと書いちゃった。我ながらキモチわるい(笑)
ちなみに、うちの「野付牛」は、過剰な脂肪が入っていない、食べやすく、でも肉の味が
しっかりとする作りになっています。老若男女問わず、是非、一度ご賞味くださいませ。


「北見市野付牛(のつけぎゅう)」の焼肉屋ページです。宜しければご覧くださいませm(_ _)m


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