ナギの焼き菓子
ダンッ…
ドンッ…
厨房から響く大きな音
○○『ナギさん…?』
大きな音が気になり厨房のドアをあけると、ナギは何かの生地をまな板に叩きつけていた
○○『何を作っているんですか?』
ナギに声かけると
ナギ『いいところに来たな、オーブンを温めてくれ』
そう言いながら天版に生地をしき、ナイフで切り込みを入れた
30分後
オーブンから香ばしい匂い
ナギはなれた手つきでオーブンをあけると中から焼けた生地を取り出す
そしてまだ熱い生地を切れ目にそってポキポキと折はじめた
○○『いい匂いですね。珍しい形ですけど…クッキーですか?』
ナギ『いや、これは…』
ナギが喋ろうとすると
バンッ
ハヤテ『おっ♪なんか美味そうな匂いだな、ナギ兄』
トワ『いい匂いですね♪』
ハヤテとトワが飛び込んできた
ハヤテ『おー!なんだ、これ?』
ハヤテは焼きたての生地をつかむとパクッとかじる
ポキッ♪
ハヤテ『おおっ、なんか枝食ったみたいな音がしたな♪』
シン『流石だな?山猿は枝を食べたことがあるらしい』
後から入ってきたシンが意地悪な笑みを浮かべハヤテをからかう
ハヤテ『うっせぇな!』
ソウシ『焼き菓子かい?美味しそうだね』
じゃれるシンとハヤテを横目にナギに問いかけるソウシ
ナギ『初めて作る焼き菓子だが…ポキッ』
口に含んだナギは納得いかない表情だ
ハヤテ『なんだよ、ナギ兄、これ、美味しいぜ?』
ハヤテはぱくぱくと焼き菓子を食べていく…が
ハヤテ『…美味いけど…飽きるな』
ナギ『……』
○○(そうか…ナギさんそれが引っ掛かっているんだ…)
○○は焼き菓子を取るとパクッと食べた
うっすら塩味がする
あっさりしているがバターが香りこれはこれで美味しかった
○○(…これって…)
○○はポケットに入れていたチョコを取りだし、少し溶けかかったチョコをつけてみた
○○『おいしい!!』
香ばしい焼き菓子ととろけるチョコが口のなかでまざり絶妙な味に!
ハヤテ『マジかよ』
トワ『僕も食べてみたいです!』
シン『…なかなか美味いな』
ソウシ『うん、なんかさっきより美味しいね!』
皆は○○のチョコをつけぱくぱくと食べる
ナギ『ちょっとかしてみろ』
ナギもチョコをつけパクリと食べた
○○『ねっ?美味しいと思いませんか?』
にっこり笑う○○
ナギ『あぁ…』
○○は持っていたチョコを湯煎で溶かすと焼き菓子をつけて皆に配る
他にもホイップをつけたりハチミツをつけたり色々な味を堪能した
………
…………
……………
○○『美味しかったですね』
残った生地も全部焼き船長も呼んで皆で食べたあと
ふと○○は気になった
○○『…そういえばナギさん』
ナギ『なんだ?』
○○『この焼き菓子の名前って何なんですか?』
さっきききそびれていたことを聞く○○
ナギ『名前か…このお菓子は「ポッキリーニベントス・リッテラーニャポッキリーナ」だ』
一同『…』
○○『…えっと…ポッキリン…』
ナギ『違う…「ポッキリーニベントス・リッテラーニャポッキリーナ」だ』
○○(…お、覚えられない…)
○○はカミカミしながら言おうとするも長くて言いきれない…
その時
ハヤテ『つか、ポッキーでよくね?』
ナギ『…』
一同『…』
ナギの焼き菓子の名はポッキーと命名された
end
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