なかなか正社員になれないの、初老の私。
ああ、これまで仕事を探すのに困ったことはなかったのに。
若くて、しかも条件がよくない仕事だから、すぐに見つかったのかもね。
正社員というか、男も欲しがるものになると、女には途端に厳しくなるわ。
てことで、「仕事以外に楽しみを見つけてみた、その2」。
その1は、「知り合いの和太鼓奏者にニ胡でコラボの提案ができた」の巻。
その2はね、もっと他愛がないともいえるし、私にとってはもっと大事ともいえるし。
昨日、自転車屋さんに自転車の調整に行き。
前輪が雨よけに擦る様な音がするので、見ていただいたのですが。
その自転車はイギリス製で、有名なメーカーのものなのですが、競技用ではない。
しかし、乗ってみると、そこらの安物とは全然違うわけ。
毎日、乗って、時にはサイクリングコースを20~50キロ飛ばしているのですが。
さて。
その自転車屋さんは競技用自転車のオーダーでは日本で一番ではないかと思われる、特別なメーカーなのですが。
競技用自転車をオーダーしたら、半年待ち。
私の自転車を作って、調整してくれるビルダーが自らレースに出て、マスターズで入賞するので、自転車競技の世界ではすごい人なのですが。
なぜか、自分が主催する練習会で私を最初から面倒見たいという。
ふ~ん、私が好きなのかしら?
で。
昨日、その自転車屋さんまで二胡の発表会で着るワンピースとハイヒールで自転車を飛ばし、その服装で今の時期、外出したらどんな感じか確かめてみたのですが。
思ったより寒くもなくて、思ったよりも動きやすいくて。
ま、自転車を全力で漕ぐにはふさわしいカッコじゃなんですけどね。
店に着いたら1階には誰もいなくて、私がハイヒールで自転車を店の中に入れようと格闘していたら、件のビルダーがいつの間にか私の所に飛んできて、自転車を入れてくれました。
私の姿を見て、急いで来たらしい。
「なんでハイヒールで自転車乗ってくるかね、ど素人が!」という心配の仕方。
「俺がついてないと、この女はダメじゃね」という感じ、「やはり、この男は私が好きなのね」と分かったので幸せでした。
・・・。
世間様からしたら、つまんないこと書いてみましたが。
私にとっては大事なの、男に優しくされるのは!
仕事以外で楽しいこと、の2つ目でした。
明日もまた、面接です。
行ってまいります。