イチタです。



今回のブログでは、これまでとは少し変わって、「新卒の就職活動」に焦点を当てた内容で書いていきたいと思います。


「やりたいことがわからない」という人に向けて、社会人の端くれからのアドバイスになりますので、誰か1人でも「参考になった」と思ってもらえたら幸いです。




 「自己分析」してもわからない…


「将来、〇〇関係の仕事がしたい」

「□□が好きだから、関連の仕事がしたい」

「資格を活かして、△△として活躍したい」


全ての人がこのように「やりたいこと」が明確になる訳ではありませんよね。特に文系の方だと、そもそも選択できる職種として、営業/販売・管理(バックオフィス)・SEのどれかになる人が多いと思います。


様々な理由から、「やりたい仕事がわからない」「やりたい職種に就けない」という人も少なくないでしょう。


それはある意味で当然です!

何故なら、「社会人として働いたことがない」からです。これまで過ごしてきた人生以上の時間を労働に費やすことになります。人生で、最重要な選択の1つと言っても過言ではありません。


そんな大きな決断を、これまでの人生でしたことが無いのですから、考えれば考えるほど「わからなくなる」のは無理もありませんよね。


そんな方に向けて、〇つアドバイスをしたいと思います。あくまでも私の考えなので、その点は予めご了承くださいね。


STEP.1上場企業グループを目指そう!

やりたいことがわからない人は、とりあえず上場企業グループを目指しましょう。


IT技術の発達で産業の変革が起こっていますが、それでもとりあえず大手のグループに入っておきましょう!


 大手企業グループのメリット

休日が多い/休みやすい

年間休日が多かったり、休みを取得しやすいのは、就活生の皆様からしても最重要項目の1つだと思います。

この点は、一般的な中小企業よりも大手に入った方が良いですよ。


世の中には、残念ながら「サービス残業」が存在する会社も少くありません。「残業が多いのは嫌だけど、サービス残業もあり得ない!!」と言う方は、大手に入っておきましょう。


大手だからといって「サービス残業が存在しない」とは言い切れません。しかし、その傾向は少ないです。

その理由を説明します。


残業代未払い(サービス残業)が発覚し、メディアにそれがリークされたとします。

『東証プライム上場の業界最大手A社』と『未上場の地元中小のI社』なら、どちらの方が社会的な注目を集めるでしょうか?


影響力のあるメディアは、『A社』の件をニュースに取り上げるはずです。何故なら、『A社』は全国的な知名度があるので、その時点である程度の注目を集めることが確定しているからです。メディアは広告代理店なので、視聴率やPVを集めることでそれが収益へと繋がっていきます。その点を考えると、知名度がほとんど無い『I社』のニュースを時間を割いて報道したところで、それは収益に結び付きません。


サービス残業が発覚した上場企業の株価は、その価値を下げることが多いです。法律に反した労働を従業員にさせていたということで、コンプライアンス面で信用が低下することに加えて、その規模が大きくなるとその年の業績にも影響があるからです。

そのため、サービス残業が無い会社を選びたいのなら、大手を選んだ方が無難でしょう。


有給消化についても、1人何役も任されていたり、一人あたりの仕事の幅が広い傾向がある中小やベンチャーよりも、それぞれがチーム化されていて人員的余裕のある大手に入った方が取得しやすいことが多いです。


大手なら業界的に休みが少ないと言われている小売でも、年間休日120日以上を設定している会社や、長期の休暇制度を用意している会社は多くあります。

中小と比較して年間で15日以上多いというケースもあるので、業界に拘らずに探してみると良いかもしれません。


多く取得できる休みを利用して、「やりたいこと」を自分のペースで探しましょう。


転職する際に有利

有名大学とFラン大学とでは、就活のやりやすさが全く違いますよね。それと同じように、転職市場においても(特に若年層)それは同じです。有名企業に入っていた方が、やりやすい傾向があります。

もちろん中途採用の選考は新卒と異なり、これまでの実績や能力が重視されます。しかし、「『東証プライム上場 A社』出身です!」と「『〇〇県□□市にある未上場のB社』出身です!」とでは、最初のインパクトが違いますよね。


もう少し言うと・・・

S〇NYへの転職を希望しているとします。

S〇NYへの転職希望者は、Panas〇nicや任〇堂といった事業領域が被っている超大手出身の方も多いです。その方々を超える魅力を、地元中小出身のあなたは持っていますか?

あなたが採用担当で枠が1人の場合、誰を採用するか…と考えると、おそらく「Panas〇nicか任〇堂出身のどちらかを…」と思う人がほとんどですよね?そういうことです。


私は地元の中小企業を否定するつもりはありません。

私も、もともとは地元の会社でした。その会社は、人間関係や風通しという点では、自分にピッタリの会社でした。今でも感謝しているぐらいです。

しかし、「休みの多さ/取得のしやすさ」と「転職のしやすさ」について、自身の実体験や様々な人から聞く話の傾向から、「その点を重視する場合、大手の方が合っている」と思うだけです。あくまで「傾向」なので、その点でも大手に負けない中小企業がたくさん存在することも知っていますよ!


STEP.2休みを利用して自分探し

確保した休みを利用して、将来的に「どんな仕事をして生きていきたいのか」を考えましょう。


・やっぱり〇〇業界に行きたい!

・クリエイターになりたい!

・・・とか、学生をしていた頃よりも具体的な「夢」や「希望」が見えてくるはずです。


それが何でも大丈夫です。

それこそ、「楽して稼ぎたい」とかでも。


STEP.3叶えるために即行動!

やりたいことが見つかったとします。

それを叶えるために行動しなければ、それは単なる「夢」で終わります。「夢」から、「目標」→「現実」に変える必要があります。


そのための行動が、「スキルの習得」なのか「転職活動」なのか「独立」なのか、人によって様々でしょう。


しかし、自分の人生を賭けて一歩を踏み出す訳ですから、学生の頃の「中途半端なやる気」とは比べ物にならない程のモチベーションで取り組める気がしませんか?


やりたいことが見つかったら、即行動しましょう。

やりたいことが見つかったのに、それでもやりたくもない仕事に限りある自分の時間を費やすことは、人生において「無駄」です。


「やりたいこと」が見つからずに悩んでいる、やりたいことが無い、お金が稼げればどこでも良い・・・という方は、大手を目指した方が無難です。


大手・・・と一言で言っても色んな会社があります。

色々見てみると、意外と面白そうな会社とか見つかるかもしれませんよ!


ちなみに、今の私は『地元の会社からとある業界の最大手クラスの企業に転職』して、STEP.3の段階です。

会社が変わり、一人暮らしを始め、ようやく「これで生きていきたい!」というものが見つかりました!!


今はその実現に向けて、コツコツと努力しています。


皆さんも、自分の夢の実現のために頑張ってください!