今年もインフルエンザの流行が宣言されましたね。以前にもインフルエンザについてお話ししましたが、今回はインフルエンザの新薬について紹介します。
インフルエンザに感染してしまった場合には、これまで主に4種類の治療薬、タミフル・リレンザ・イナビル・ラピアクタが処方されました。これらは、数日間の服用や、子供や高齢者にはやや難しい吸入が必要です。
「1回飲めば治るクスリがあればなあ」と考えた方も多いのではないでしょうか。何と、その夢のような新薬が、今年3月に承認されたのです。
それは、“錠剤を1回服用するだけでOK”という、画期的な新薬「ゾフルーザ」です。
これまでの治療薬は、細胞内で増えたウイルスが細胞から外に出るプロセスを阻むことで、周りの細胞への感染拡大を防ぎます。
一方、「ゾフルーザ」は、外に出ていく前の段階、感染した細胞内でのウイルス増殖そのものを抑えるのです。新たな作用機序のため、既存薬に耐性のあるウイルスが出現しても、効果を発揮することも期待されています。
「ゾフルーザ」の効果はタミフルより2日ほど早く、患者の体内からインフルエンザ・ウイルスを急速に無くせるそうです。
このようにゾフルーザは非常に利便性が高く、用法としては、1日1回飲むことで完結しますので、飲み忘れも無くなります。
季節性インフルエンザA型とB型の両方で使え、体重が10kg以上なら子供でも服用できます。
今シーズンインフルエンザを、発症されたらもしかしたら処方されるかもしれません。ゾフルーザは副作用も最も少ないとされてるので安心して服用してくださいね。