限られた時間でどうやったら短期合格できるか戦略を考えてみました。

プロジェクトのスタート時はある程度正しい方向性を把握する必要があります。

 

そして、戦略ですので、

やはり相手の性質と自分の特性を考えないといけません。

当然テストなんで、相手との競争であること(特に論文は偏差値法での順位決定)を考えると、

自分の特性とは「他者と比較して得られる特性」です。

相手の性質とは、「相手を食いちぎれる弱点」です。

 

<自分の特性>

法律が得意であること

法学部出身であり、法的思考がいかなるものか把握できています。

また、言語の定義や論理の厳密さにこだわる面倒な性格であることが幸いし、

法律の学習やコンサルティングの仕事においても比較的良い評価を受けていました。

その点を考えると、比較的に他の受験者より有利なのかなと思います。

 

<試験の特性>

計算問題は皆が苦手意識あり。

会計士試験受ける人は、数字大好きな人たちだと思っていました。

色々情報調べてわかってしまったのですが、決してそんなことはなさそうだと。

短答試験は、企業法や財務諸表論の理論科目で得点を稼ぐスタイルが一般的だとか。

 

また、難度の高い問題は時間の問題で皆解けないため、

計算問題はそこまで差がつかないとか。

 

であれば、段々方向性が見えてきました。

 

<得られた方向性>

短答、論文一貫して理論科目で突出する。

計算科目は基本的な問題をしっかり解けるようにする。

 

論文においては、租税法、財務諸表論、企業法、民法

理論科目の比重が増すためより強みを活かせそうです。

特に会計士試験受ける人は、法律の論文対策は立てづらいでしょうから、

その点でも僕はアドバンテージがあるといえそうです。

ただ、監査論は実務経験がないと一定以上の対策が難しいとのこと。

 

シンプルなシミュレーションでいけば、

会計学50

監査論50

企業法60

民法60

租税法60

 

これで余裕で合格できることになります。

やはり会計の計算問題は基本問題に注力し、

下手に奥深いところまで行くとgoal orientedではないと思います。

確かBCG出身の上司が「戦略の本質は捨てること」だと言っていたのを思い出しました。

 

では本題の戦略コンセプトをまとめます。

「全科目基本論点を取りこぼさない」

「論文の法律科目で頭1つ抜ける」

 

であれば、一般的にはやらないと思いますが、

司法試験との併行した学習が活きそうです。

 

次に、それをコンセプトを具体化するhowの検討です。

当然、時間リソースという制限要素は考慮に入れます。

 

1、予備校の講義は使わない

2、重要度のメリハリを持ってインプットする

3、アウトプットを通じてインプットを進める

4、デジタルデバイスを駆使して作業を効率化する

 

1については、逆に時間が無駄になると判断しました。

予備校は基本論点以外の説明が多いからです。

分厚いテキストでかたっぱしから講義を受けるのはちょっと厳しいです。

体系的な理解の阻害要因となりかねません。

 

2については、独学で行くとすると、それをサポートする教材が必要です。

書店ではTACやLECなどの書籍がありましたが、網羅性やメリハリ等の点でどれもイマイチでした。

やはり講義を受けないといい教材が使えないということでしょうか。

問題集はそれなりにあるものの、説明が簡易で「アウトプット中心のインプット」には使えなさそうです

 

そんなことで悩んでいた時、

以前通っていた大学の近くにあった予備校のHPを見ると、

テキスト単体での販売がされておりサンプルをPDFで見れました。

 

論点ごとの重要度のメリハリもバッチリで網羅性もありそうです。

東京CPA会計学院さんです。

とりあえずここで、全科目のPDFテキストと、短答対策問題集、論文対策問題集を揃えることにします。

というわけで1、2、3は解決できそう。

 

試験が終わるまで幾ら掛かるか検証して見たいので、

今度まとめて見ることにします。

 

4については、

彼女が有益なアドバイスをくれました。

テキストをPDFにして、ipad proと専用のペン使うと効率が上がるとか。

 

実際に触らせてもらったんですが、

普通のノートとほとんど変わらない。書いた文字の検索もできる。消すのも用意。すごい。

 

こんなに感動したのは昔、

フリクションを始めて使った時以来です。

 

やっぱり忙しい人は、インプット工夫しているんですね。

 

「ipad貸して」と言ったことろ、

「自分で買って」と言われてしまいました。

 

というわけで明日アップルストア行ってきます。

 

大まかな戦略が立ち道具も入手できそうなので、

明日から早速会計士試験の勉強を始めていきます。

 

司法試験の勉強は1ヶ月前から始めています。

そっちもきちんと記録を残していこうと思います。