7月20日のベトナムの投資紙(電子版)によると、日本の外務省は、
18日、「ベトナム
の鉄道官僚へ日本交通技術株式会社(JTC)がリベートを渡していたとされる事件に伴い
、ベトナムでの政府開発援助(ODA)を停止していたが、日本側はベトナムにおける新
プロジェクトのため、ODA資金の提供を再開することを決定した。」と述べた。
ベトナムで新プロジェクトのODAを再開するにあたり、ベトナム側がベトナム国営鉄道
とJTCが参加した運輸交通プロジェクトに関する的確な調査の実施を確約しすること、
将来、同様の事件が再発しないよう、具体的な措置を実施することが、日本側の条件で
ある。
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日経新聞(2014・7・11)
鉄道関連のコンサルタント会社「日本交通技術」(JTC、東京)が、受注した政府開発援助(ODA)事業に絡みベトナム政府関係者に計約6900万円のリベートを供与したとして、東京地検特捜部は10日、不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)の罪で同社の柿沼民夫顧問(65)=前社長、引責辞任=ら3人を在宅起訴し、法人としての同社を起訴した。
他に在宅起訴されたのは、海外業務を統括していた和田達郎顧問(66)と、経理担当だった池田晃司取締役(58)。
起訴状によると、JTCは、ベトナム鉄道公社が発注するハノイ市都市鉄道建設事業のコンサルタント契約を有利な条件で結ぶなどの目的で、2009~14年に計6990万円を公社幹部らに支払ったとされる。
弁護士による第三者委員会の調査で、09~14年にベトナム、インドネシア、ウズベキスタンの3カ国で受注した鉄道建設など6事業に絡み、現地の政府関係者らに総額約1億6千万円のリベートを渡したことが判明。特捜部はほか2国でのリベート供与についても捜査を進めている。
東京国税局が13年の調査で不正を指摘したが、同社はその後も利益供与を続け、今年3月になって特捜部に不正を申告した。
JTCは1958年設立。JR東日本とJR東海の全額出資子会社が主要株主になっている。
日本交通技術の話 起訴を厳粛に受け止め、社内体制の再構築と信頼回復に努める。
[コメント]
上のベトナム現地と日本の記事では、リベートと記述されているが、リベートについてはその使い方がしっかりと法律で定められている筈なのに?開発途上国だから何でもアリ、という考えは甘すぎる。このJTCの一件は、ホンの氷山の一角でしかなく、もしこの手法を使って海外進出なり海外事業を展開する日系企業があるなら、きっちりと肝に銘じておくべきだろう。この手の情報は、どこからか、必ず漏れる。