何度も言うけどこれが100回目 〜アルコール依存性の父〜 -2ページ目

何度も言うけどこれが100回目 〜アルコール依存性の父〜

だめ親父と私たちの終わらない闘いの記録

母、娘、息子それぞれの視点で日々を綴ります。

アルコール依存性
アルコール性認知症
家庭崩壊
自己愛
だめ親父
毒親
毒父






夫が 亡くなってから 2週間になろうとしている。





思いは 乱れる。






両親より姉妹より 夫と暮らした時間は 遥かに長かった。





この数年 最悪な 夫婦の時間を過ごしてしまった。






私は ずっと 怒っていた。






工場を閉めるとき 住んでいた家を解体するとき 夫の実家に 引っ越しするとき。






何もかもに 腹をたてていた。






その怒りが 私の 原動力だった。





夫の亡きあと 繰り返し 言い訳をした。






嫌になるほど 言い訳をして 心底 嫌になった。





卑怯な自分に。
そして そんな思いをさせた夫を。






神様か 仏様が 見ていたら なんと言われるのだろう。




随分と醜い姿をさらした。






30年以上も 暮らしを共にした。
その家族が 連れ合いが もういないと 少しずつ 実感してきた。






まだまだ しなければならないことが 山積みで しばらくは 何かに追われるだろう。






夫が 言った言葉を思い出すとき たまらなくなる。





入院中のことを 思い出すと たまらない。






娘が言った。






「 今も 続いていたら…。」






終わりの見えないところに 置かれた 苦悩は 計り知れない。





終わりがわかっていたら 出来ることがあったかもしれない。






あっけない 余りに突然の終わりに 茫然となった。






娘家族に 救われた。






夫は じいじと呼ばれ 孫に好かれた。







娘婿に この上なく 優しくされた。







仕事をやめると同時に 孫が生まれた。






たくさんの思い出ができた。






妻は 冷たく 意地悪だったが 楽しいことが たくさんあっただろう。







長い 闘病もせず 静かに心臓が止まった夫。






私たち家族の思い出に変わるまでには 時間がかかりそうだ。