アメパラプラコンまで1ヶ月を切り焦り出した頃――。
その1で施工した首パーツを使うかどうかを悩んでいました。
「もうこれでいいんじゃね?」と思うようになりましたが…
自身を戒めるように、首の接続ピンをカットしました。
これでキットの首パーツをそのまま使うということが出来なくなり、机と向き合わないと完成しない状況を作りました
では、今回の施工の解説をば
まずは首。
キットの流用も考えましたが色々面倒になったので、取り付けなどの方法はノープランの見切り発車でエポキシパテで大まかに作りました。
勿論、胴体と頭部にはメンソレータムを離型剤代わりに塗ってます。
パテが硬化したら剥がし、頭部を取り付けるためのボールジョイントを制作して取り付けました。
ボールジョイントは引き出すことが可能で、プラ棒とガンプラで余ったポリキャップパーツ(PCの⑨)の組み合わせで制作しました。
3.0ミリのプラ棒に1.5ミリの穴を開けパイプ状にし、そこにPC⑨を入れます。
PCを入れた状態で0.8ミリの穴を開け、真鍮線を通して接着。
はみ出た部分は、ダイヤモンドヤスリで削って完成です。
ボールの径は頭部の取り付け穴に対して若干小さいので、瞬着などで太くすると良いです
首 背面のヒレは1.0ミリのプラ板を使って再現。
胴体側は空間をパテを受け皿状に埋めて、中心に4.0ミリ径×1.5ミリ厚のネオジム磁石を埋めました。
しかし、このまま首側にも磁石を使うと首の傾きが出来なくなります。
そこで、中央の塊と胴体の隙間を埋めたパテに注目。
いつものパテとは違い、何か黒い斑点になっているのが判るでしょうか?
その正体は砂鉄です。
X(旧Twitter)にて、砂鉄を混ぜたパテで脱着するアーマーを作っている方がいて、それを参考に今回の首の取り付けと可動を両立させようと考えました
首の胴体側を砂鉄を混ぜたパテでドーム状に作り、胴体側の磁石にくっつけて固定するという方法を取りました。
このように、首をある程度動かすことが出来ます
このあと、首側に磁石を取り付ける方がより固定が安定しそうだったので、5.0ミリ径×1.5ミリ厚のネオジム磁石を首に、胴体側の磁石は取り外し、空いた穴を砂鉄を混ぜたゼリー瞬着で埋めました
さて、ここで各部チェックを……と思ったら事件が起きました
腕を外した際、肩のボールジョイントの軸が白化しました
ボール部分をヤスリ掛けして調節したのに、いつの間にかキツくなっていました、なぜ?🤔
完全に折れる前にパーツ注文を…と思ってもパーツは売り切れ状態
仕方がなく真鍮線を入れて補強することに。
…が、ここでも問題が。
左の図のような感じだと思っていたら、右のように軸が半分はみ出たような構造になってました
だからと言ってやらない訳にもいかないので、このように斜めにドリルを入れ、真鍮線を通しました。
とりあえずボール再度ヤスって調節し組み立て、問題なく動かせたので腕を抜いたら…
軸が砕けましたとさ
へば
◆Figure-rise Standard ウルトラマンゼロ(2022年12月発売) 定価¥3,300[税込]