早速、ご紹介
まずはシャドームーンの特徴の一つであるレッグトリガー、エルボートリガーを制作。
方眼紙に水性ペンで描いたレッグトリガーとエルボートリガーをマスキングテープにコピー、0.4ミリのプラ板に貼って切り出します。
カカトに4.0×2.0ミリのプラ平棒を切り出して基部を制作し、切り出したレッグトリガーを当てがってみます。
…少し小さかった
気を取り直して作り直し
切り出す前に当てがってサイズ確認。
切り出した物に更にプラ板(1.2ミリを使用)を貼り合わせ整形。
小さいトゲ(赤丸部分)のパーツは、全ての整形が終わった後に爪楊枝の先でも接着して再現します
根本側の節(青丸部分)は、エポキシパテを盛りつけて他の部分よりもふっくらとしたシルエットにします。
続いて胴体。
ブラックの首元、パワーストライプを隠す様にエポキシパテを盛りつけて整形。
中央部分のリベットスペース(赤枠部分)を確保します。
この時点で、胴体の縁部分のラインが気に食わなかったので、全部取っ払ってプラ棒を貼り直しました
首回りのディテール部分も、パテの硬化前に型を付けておいてパテ盛りの目印にします。
背面ディテールもパテ盛りで再現。
次でハンドパーツ。
ブラックの拳や第2関節付いている丸い装甲(赤丸部分)は、シャドームーンには無いので、黒い瞬着パテなので段差を埋めた上でフラットにします。
更に、拳部分(赤枠部分)を削りパテを盛り、蛇腹のディテールを入れます。
こんな感じ。
蛇腹のディテールは、使い古したデザインナイフの刃などを使って、パテ硬化前に刃を入れると簡単につきます
握り手は、フィギュアーツの物を使用するので、FrS付属の握り手を加工して、人差し指を伸ばした物を用意。
これを用意した経緯、仮面ライダーBLACK好きなら判りますよね?
次に頭部。
型取りした前面と背面をくっつける前に、複眼のモールドを内部に入れます。
バトルホッパー その1でも紹介した、デザインナイフの握り部分を型取りしたパテ板にUVレジンを垂らして硬化した物を入れました。
複眼モールドを入れる際は、先に銀塗装してから入れます。今回はPebpeさんの4アーティストマーカーのメッキシルバーと裏地にマッキーの黒を使いました
複眼モールドの見え方はこんな感じ。
固定は前面と背面の貼り合わせる際、首のボールジョイント受けも兼ねた中に埋めたエポキシパテに貼り付けてます。
今回はここまで。
ここまでの物を仮組みしてみました
個別で撮ってなかった箇所の説明も簡単にしていきます
フィギュアに欠けてたアンテナも0.4ミリのプラ板で制作、0.5ミリの真鍮線で接続しています。ドーム状のモールドは、瞬着パテを点付け盛りし真鍮線の固定も兼ねてます。
胴体中央のリベットスペースも0.4ミリのプラ板を貼り付けてます。
肘関節は、上腕と前腕のシルエットに沿うよう、可動の妨げにならないようにパテを盛って太くしました。
肘関節の加工は、やや肘関節の可動を狭めますが、このくらいの可動は出来るので問題ないかと
腿の増加装甲は0.4ミリのプラ板を湾曲させて接着しました。
ブラックや影月ブラックでも用意した、3.0ミリのプラ丸棒を使用したフィギュアーツのハンドパーツが使えるアダプターも用意。
加工記事は次回で最終回。
早いとこ最終章も更新しないとな
へば
◆Figure-rise Standard 仮面ライダーブラック(2022年06月発売) 定価¥3,520[税込]