久しぶりにシキ801を箱から出したら、ステップが取れかかっていました。

我ながらみっともないです。

 

真鍮模型のよいところは多少のことならハンダ付けし直せばよいということです。

フラックス塗ったので超音波洗浄機で洗浄したら他のハンダが非常に少ないところが取れてしまいました。

所詮、超音波洗浄機で取れてしまう程度ならば何時か取れるものだろう、ということでいろいろハンダし直しました。

 

修復したので走らせてみたら、どうもエンドウの曲線R600から直線に入ったところでショートするようになりました。

組立説明書には片絶ピボット車輪を使用するようにありましたが、とりあえず両絶ピボット車輪を買ってきました。

エンドウの車輪を買ってきたのですが、カツミも同じような車輪を販売しています。

どちらも違いがわからないのですが、カツミの車輪の方が高いのです。IMONの店員に聞いてもわからないということで謎です。

多分、エンドウの方が安く作れるということだと勝手に思いました。

両絶ピボット車輪に交換してもショートしていました。

 

ということでいろいろ調べてみると、台車枠のロストワックスのダボがビミョーに車輪に接触しているようでした。

曲線のときは全ての車輪が内側に接触していたりしなかったりしているのでよかったのですが、曲線から直線に入ったときに車輪が外側に接触したりしていたようです。シキ801は真鍮模型なので車体全体に電気が流れているようで、かつ16軸もあるので走行状態は前後でまちまちといった感じです。KATOのR550で走行していたのはレールが細かったり偶然だったようです。偶然動作しているというものは怖いものです。

 

台車枠は全部ダボを切ってタミヤの400番紙ヤスリでヤスリました。

これでショートすることはなくなりました。

 

整備したシキ1000も一緒に走らせた時の様子です。

 

EF55に先輪台車が無いのは、R600で先輪台車を付けたままにすると脱線するからです。

組立説明書みても蒸気機関車などはRの大きいレールとしか書かれていなくてよくわらないのです。

せめてエンドウのR600は通過できるようにしてほしいところでした。

これもロストワックスのヘッド金物の影響のようですが、13mmだと先輪台車も幅が狭くなるので余裕が出てくるとのことですがなんともな話です。