皆さん、こんばんは。
かきPです!

寒くなってきますと、
外に出るのが、
おっくうになる人が多くなりますが、
たまには美しい星空などを眺め、
はるか昔に生きた人々に、想いを馳せる事も一興かと ふんわり風船星

先日、
主催者の水P氏から、
貴重な歴史書を見せてもらいました。


佐渡流書房
(さどるしょぼう)

一輪車と武術の史実が記された本のみを扱っていた印刷会社。
宗和31年に解体され、
以来 出版は行っていない。


〜佐渡流書房のはじまり〜

異土(いど)幕府の時代、
当時 国中の様々な藩の中に用心棒として召し抱えられていた
「一輪車乗りの武術家たち」
の勢力がしだいに強まってきた事を危惧した第11代将軍
黒川馬斉(こくがわうまなり)は、一輪車乗りに事実無根の罪を着せてほぼ全員を遠島罪(島流し)に処した。

島に流された一輪車乗り数百人の生活は大変なものであったが、そんな中でも 一輪車の武術の秘技や歴史、伝承が絶える事を惜しんだ一輪車乗り達は、木の皮を剥ぎ、火をおこし 雨水を沸かし、その湯で すき紙を製造して 一輪車にまつわるあらゆる話を書き残していった。


時はながれ
のちの戦火をまぬがれた何冊かの本を 島に訪れた一輪車乗りの末裔、
銀輪七兵衛(ぎんわしちべえ)が発見し、製本をし直した。

そして七兵衛は宗和25年にこの本を販売するための会社
「 佐渡流書房 」を設立した。

宗和31年に営業を停止するまでの間
「 雄古輪 」1巻〜8巻が出版された。

さらに近年においては山椒堂などが現代語訳し、また最新の一輪車の研究記事や論文を併記した
「 新 雄古輪 」(しん ゆうこりん)も
出版されている。

一輪車に乗って戦う正義のヒロイン達 銀輪決闘イチリンジャー!

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