この夏、「戦地で生きる支えとなった115通の恋文」が、

音楽朗読劇「戦場と、恋文」となります。

 

 

脚本、演出は、嶋崎靖氏。

今村昌平氏のもとで演じ、日本映画学校にてたくさんの俳優を

育てて来られた方です。

 

今回のご縁のきっかけは、2年半程前に、この劇に出演の女優、

原洋子さんは「115通の恋文」を読んでくださったことでした。

 

洋子さんが「これを演じてみたい。今、伝えるべき題材だと思う」

と嶋崎氏に申し出てくださったのです。

 

 

 

【音楽朗読劇「戦場と、恋文」 新宿 経王寺本堂にて】


 2018年8月4日(土)
<昼の部> 14:00〜(開場13:30)
<夜の部> 18:30〜(開場18:00)
<会 場> 新宿経王寺 本堂
<入場料> 1500円(事前予約)
<申込み> tel050−3577−9428(事務局)
      koibumi115@yahoo.co.jp

 

出演   原洋子 和田光沙 九良加野喜一
音楽   嶋崎雄斗(マリンバ奏者)
作・演出 嶋崎靖
証明   村上智子
舞台監督 柿崎勝行
原作  「戦地で生きる支えとなった115通の恋文」(扶桑社)
     稲垣麻由美著 

 

<あらすじ>
昭和21年9月6日。髑髏のようにやせ細った一人の男が佐世保港に降り立った。
中国戦線で数々の功績をあげ、激戦地ミンダナオではミンタルの虎とまで呼ば

れた歴戦の強者。
しかし、1年間の捕虜生活のせいか、彼に勇者の面影はなかった。
背負ったザックに、僅かな砂糖と干しぶどう、そして、丁寧に綴じられた115通

もの厚い手紙の束…。
その手紙は、昭和12年12月からやく 1年感にわたり、戦場の彼の元に送られた

妻からの「恋文」。
10年近くも昔に送られた手紙を、あの時代を戦地として生き抜いた男が…。

1通ではなく115通もの束を。
稲垣麻由美著「戦地で生きる支えとなった115通の恋文」を原作に、大正~昭和のヒットパレードに乗せてお届けします。

 

 

 

また先日、このキャストの皆様が

静岡県金谷にある山田部隊の慰霊碑まで、舞台になることへの報告と

ご挨拶に行ってくださいました。

 

「創り上げる劇が、ここに眠る皆様に失礼のないものにしたい」

と報告してくださった言葉に胸が熱くなりました。

 

 

 

「この作品は、本当に苦しい挑戦だった」と話してくださった嶋崎氏。

 

どんな朗読音楽劇となるのか・・・。

私も一観客として、8月4日を楽しみにしています。

 

まだお席はあるようです。

ぜひ、お越しください。