$一凛堂・稲垣麻由美のブログ「あなたは、ご自分のやる気を引き出すために、
どんな実践をしていますか?

例えば、
・刺激を受けられる人たちと話す機会をつくる
・定期的に自分にご褒美をあげる
・目標を手帳に書いて毎日見るようにする

などの方法を実践されている方々は、多いのではないでしょうか。

どれもやる気を引き出すには、有効な方法です。
しかし、どこかご自分を無理やりやる気にさせている感じがありませんか?
これらの方法では、定期的に刺激になる人や物が必要であり、
刺激がなくなるとパタッとやる気がなくなってしまいます。

一方、医療の現場で行われている『睡眠の法則』なら、
もっと自然に、しかも継続的に、
内側からコンコンとやる気が湧きあがるようになれます」

・・・こんな「はじめに」で始まるこの本、
ご興味ありませんか?


著者の菅原洋平氏は、静岡県の国立病院機構にて
脳のリハビリテーションに長年従事してこられた作業療法士の先生です。

ご縁あって、この企画のお手伝いをさせていただくことになった時は、
菅原さんが丁度、病院を辞められて独立起業の準備をなさっていた時期でした。

「睡眠がいかに重要なものか。睡眠の質を上げることが
どれほど人生を変えるかを伝えたい」
と熱く語ってくださった菅原さんの横顔をよく覚えています。

不眠症、ひどい鬱状態・・・壮絶な苦しみの中にいる人たちが、
睡眠のリズムを変えることで、驚くほど改善していく。
その事実とその方法を広く伝えたい。

そんな思いが詰まった1冊です。

 
装丁は多くの人が手にしていただけるように、と
編集者の意図でやわらかめになっていますが
実はなかなか学術的な面も色濃い、硬派な1冊です。

ただし、実践すべきことは至ってシンプル。

「起床から4時間以内に光を見て、
 6時間後に目を閉じ、
11時間後に姿勢を良くする」

この3つ法則を心がければ、おもしろいほどやる気がわき上がる!

というもの。

あなたの人生も、この1冊で変えてください。


『朝昼夕3つのことを心がければOK!
  あなたの人生を変える睡眠の法則』
       菅原洋平著  自由国民社