私はライターを経て、

本を出したい、という方のお手伝いをする仕事とともに

パーソナルイメージブランディングの仕事をするようになりました。

そういった仕事のお蔭で、様々な素敵な方との出逢いに恵まれます。


そういった素敵な方のご活躍などを、このブログの中で

ご紹介していけたら、と思っています・・・。


そして、その第一弾。



私がそのお人柄と、そのエネルギッシュな生き方に

惹かれてやまない、

ITCアエロスペース社長http://www.itca.co.jp/html/enkaku.html

中山智夫さんが著書を出されたのでご紹介させてください。


その著書は

『航空機ビジネス成功物語

    魔法のランプの磨き方』(幻冬舎)

http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=102598

(本日15日の日経朝刊2面にも大きく紹介されています)


この著書のお手伝いを稲垣はさせていただきました。



中山さんは、現在62歳。

明治大学を卒業後、安宅産業(後に伊藤忠に吸収合併)に入社。

安宅英一氏に徹底してビジネス哲学を仕込まれ、

32歳のときに、伊藤忠で世界売上NO.1に。

その後、赴任先のチュニジアで独立。

13年間、日本の技術力とチュニジアを結ぶビジネスを展開した後、帰国。

日本で航空機に特化したしたビジネスを展開。

ジャンボジェット機から、プライベートジェット、ヘリコプターの売買、

ならびに航空機投資ビジネスを全世界で手掛ける。

順風満帆にビジネスを展開するも、50歳の時に

信頼していた部下に裏切られ、出張中に会社の乗っ取りに合う。

2年間の死を考える程のどん底経験をするも、

多くの人に支えられ、這い上がり、その後更に躍進。

今や、世界の航空機ビジネス業界で最も活躍する日本人として、

全世界から注目。

JAL再生問題では、稲盛会長の個別顧問のような形で、

影の再生人としてもその力をフルに発揮。

とにかく、1日24時間のうち、20時間は仕事をしているような超パワフルな方です。


口癖は「つい時間を忘れちゃうんだよね、仕事が楽しくってさ。それって幸せなことだよね」。



私と中山さんとの出逢いは2年ほど前になるでしょうか。

ある取材がきっかけです。


「人間はなんでもかんでもできるわけじゃない。

とにかく、自分しかできないこと、人がやっていないことを

1つでいいから徹底して磨くんだよ。

それが、人生の扉をどんどん開いていってくれるから」


と仰っていたのがいたのがとても印象的でした。


まさに、その『磨く』が、今回の著書の『魔法のランプを磨き方』

というタイトルに繋がっています。

それと、趣味で集められている古代ローマランプがかけられています。



とにかく中山さんは、日々億単位の航空機を動かしておられる方なのに

偉そうなところが全くありません。


(お目にかかっている間も、国際電話がバンバンかかってきて、

その相手がアラブの王様だったり、どこかの国の大臣だったり・・・

ほんと、私がこういう仕事をしていなかったら、出逢うことのなかった方ですね)



失礼ながら、お身体は小さいのですが、存在感は大きく

しかも、その存在に威圧感はありません。

そして、真ん丸なお顔に金色眼鏡。

スマイルがとびきり素敵です。

本物の国際人とは、こういう人なのか、と思うことしばしばです。



ぜひ、多くの方に手にとっていただきたい1冊です。

中山さん、この度は、心からおめでとうございます!!