人が人の話を聞くときの「表情」については、コーチングを勉強する時にも意識・認識させられる事柄です。




これは実際に誰かと対面しながらいろいろなケースを想定して「実験」してみる。




①顔を左右のどちらかに傾けて、目線だけを相手に向けて聞いてみる。
②顔を下に向けて、上目使いで聞いてみる。
③顔を上に向けて、下目使いで聞いてみる。




①の結果は懐疑的。
②の結果はいわゆる上から目線で、軽蔑的。
③の結果は萎縮している感じで、服従的。




いずれにしても、印象が悪い、という例。
印象が悪い例を知っていれば、最低限、そうしなければいい!ということになる。
これはノウハウにもなる。




それにしても普段、思っていることが顔に出る、というのは本当のこと。

だから、マザーテレサの以下の名言は真摯に受け留めたいと思う。







思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。





Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words;
Be careful of your words, for your words become your deeds;
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits;
Be careful of your habits, for your habits become your character;
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.

Facebookの友達がつぶやいていたのが、


宝塚の稽古場にいつのまにか貼られていた『ブスの25箇条』。


いったい誰がいつ書いたのかわからない伝説の教えだとか。。


『ブスの25箇条』


 1)笑顔がない
 2)お礼を言わない。
 3)おいしいと言わない。
 4)精気がない。
 5)自信がない。
 6)愚痴をこぼす。
 7)希望や信念がない。
 8)いつも周囲が悪いと思っている。
 9)自分がブスであることを知らない。
 10)声が小さくいじけている。
 11)なんでもないことに傷つく。
 12)他人に嫉妬する。
 13)目が輝いていない。
 14)いつも口がへの字の形をしている。
 15)責任転嫁がうまい。
 16)他人をうらやむ。
 17)悲観的に物事を考える。
 18)問題意識を持っていない。
 19)他人につくさない。
 20)他人を信じない。
 21)人生においても仕事においても意欲がない。
 22)謙虚さがなく傲慢である。
 23)人のアドバイスや忠告を受け入れない。
 24)自分がもっとも正しいと信じ込んでいる。
 25)存在自体が周囲を暗くする。


こんなに、25も掲げるなんて。


でもよーく見ると、これは男性にも言えることではないでしょうか?


特に11)以降の男女の特長というよりは、人間の質的な部分が。

茶道をやっている方のTwitterつぶやきで、


「今日の軸は『滴丁東了滴丁東』 


これは、鈴の音を意味していて、ていちんとうりょう ていちんとう、と読むようです。


道元禅師の書いた『正法眼蔵』より。



先師古仏云、
渾身似口掛虚空、
不問東西南北風、
一等為他談般若、
滴丁東了滴丁東。





古い先師が云うには、
渾身、口に似て虚空に掛かる、
東西南北の風を問わず、
一等、他が為に般若を談ず、
滴丁東了滴丁東。





全身を口のようにして虚空にかかっている風鈴は、
東西南北から吹いてくる風を選ぶことをせず、
ひたすらに真理の音だけを鳴らしている、
ちりん、ちりん・・・と。




こんな風に柔軟に考えることができれば、心も体も自在になりそうに思えます。



それにしても、コーチの人達のブログでは「禅語」が引用されるケースがたくさんあります。



それだけ「禅語」には人生観や人間力に対して、一貫性のある教えが示されているからだと思います。


自分の言葉で言えば、上から目線や、おこがましい言葉になりがちなのも、「禅語」の力を借りれば、
聞く人も読む人も、すんなりと入ってくるのではないでしょうか。