僧侶という言葉を聞くと大方の反応はお金がある人とか、お葬式を行う人とか、ありがたい事を言う人みたいな感じで返ってきます。
僧侶とは字を解説すれば、一緒に生きる存在みたいな訳になります。
僧とは社会とかグループと訳します。
侶は伴侶とかサポーターとかパートナーになります。
お経を他の方より知ってはいると思います。
正直言って知っている事はあまり意味は無く、そこから自分の姿を見る事が出来るかが大切だと言われいます。
知識ではなく、お経を学び、お経を基礎としていかに想像力をはたらかせて豊かな人生を過ごすかが大切だと考えています。
お経を知ったから偉いのではなく、お経を知りそこから自分の姿を知り、その中で安心して自分を引き受けていく人生をお伝えするのが僧侶だと考えています。
立派も正しさ清らかさも不要です。
大切なのは、自分らしさと自分の危うさを知る事です。
自分の危うさを知るきっかけのお経を知るのも良いと思います。