昨年に続いて、参加できた「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」。前回、ガチガチに緊張して、手の震えが止まらなくなって1曲目を中断したという苦い思い出のあるワタクシ。今年も同じようなことがあって凹むのはイヤだなぁと、ない知恵を絞りました、うん。


ちなみに前回の様子をおさらいすると、演奏30分前に受付して出待ちしながら前の出演者の演奏を聴きました。技術的には到底及ばない演奏とお客さんを乗せまくってるパフォーマンスをドキドキしながら見てたワケです。(ここでド緊張のスイッチが入る)後で思えば、あれだけの競争率を突破してるバンドが参加してるワケですから、そーなっちゃうのも普通といえば普通。そして前の出演者が終わると、入れ替えしてサウンドチェックする空白の10分間があります。その間にお客さんいなくなります。さっきまであんなにいたのにサササーと消えてしまいます。それもそのはずで、周囲には素敵な演奏をしている47のステージがあるわけですから。ここで、さきほどのド緊張に誰も聞かないんじゃね?という不安が加わります(ここで震えがはじまる)。司会の人に紹介されて演奏開始する頃は、頭の中が真っ白。あとは、言わずもがな……。


そこで、今年は考えました!いきなりステージに立つのはよくないと。少しの時間でもいいから「仙台の人の前(←ココ大事)」でライブしてから本番を迎えたい。それで、以前、仙台でライブしてる様子をFBで書いていた「にこいち」のかめちゃんに「前日の夜にどっかで一緒にライブできないかなぁ」と相談したところ、ライブハウスの「サテンドール2000」で、にこいち、一関セレナーデに加えて、仙台で活躍している「通勤ラッシュ」(ちなみにワタクシ勝手にクールな若手のイケメンバンドだと思ってた)の3バンドのジョイントが決まったんですね。それはともかく、かめちゃんの仕切りにのっかって竜宮城に行く感じ(笑)になりまして、そこには乙姫じゃなくて重鎮感ハンパない岡崎マスターが温厚な笑顔で出迎えてくれたのです。


結論から言うと、この前夜祭的ライブは大成功でした。気持ちがすごく楽になりました!!にこいち、一関セレナーデ、通勤ラッシュときて、打ち上げに来た山形酒田のロケットホッパー(超カッコイイ!)と、にこいち以外ははじめて聴く演奏だったんだけど、音楽って楽しいな!と心底思えた。そうそう、クールな若手イケメンバンドだと勝手に思い込んでいた通勤ラッシュでしたが、ほぼ同世代でとってもいい人たち!!ベース&ボーカルの関さん、ギターの川村さん、すごく楽しそうに演奏するんだもん。また観たい!!Born To Be Wild!!!!!! そして、なんと明日同じステージに立つRaysの勝又夫妻(にこいちのギター千葉さんのバンド仲間でもある)とそのお友だちご夫婦も来てくれたんですね。チーム石巻(笑)の登場で、一関セレナーデの演奏する「さよなら人類」は一皮剝けました!ありがとう!!


サテンドールのライブを終えて、居酒屋に移動しても話は尽きない。明日もあるのに、というか明日会えるのに楽しい時間は続く。そんな中、来年の石巻トリコローレ音楽祭には、一関セレナーデも出てねといわれ、そして秋田のウロ竹太郎さんと一緒に飲みましょうともいわれ、これは楽しすぎる!待ってろ!!石巻!!!(続く)