止まったら、価値がなくなる気がしていた。

 

一ノ瀬 芯です。

 

 

止まりたいのに、止まれない

 

休みたいのに、スマホを開いてしまう。

 

 

何も投稿できない日があると、
それだけで自分の価値まで薄くなったような気がしていました。

 

 

夜、家の中が静かになったあと。
スマホの白い光だけを見つめながら、
私はまた、誰かの投稿を眺めていました。

 

 

楽しそうに発信している人。
ちゃんと成果を出している人。
毎日動き続けている人。

 

 

その姿を見るたびに、
胸の奥がぎゅっと苦しくなりました。

 

 

「私は、何もできていない」

そう思ってしまう夜が、何度もありました。

ーーー

止まることが、怖かった

 

 

疲れていても

止まるのが怖かった。

 

 

止まったら、忘れられる気がしたから。

 

 

発信しなければ、選ばれない。
動かなければ、価値がない。

ちゃんとしていなければ、誰にも見てもらえない。

 

 

そんな思い込みを、
私はずっと抱えていたのだと思います。

 

 

だから、無理にでも動こうとした。

 

 

疲れているのに、学ぼうとした。
苦しいのに、発信しようとした。

 


本当は静かにしたいのに、
“ちゃんとした自分”を見せようとしていました。

 

 

でも、盛れば盛るほど、
心は空っぽになっていく。

ーーー

苦しかったのは、私が弱いからじゃなかった

 

昔の私は、
「頑張れない自分が悪い」
と思っていました。

 

 

もっと根性があれば。
もっと行動力があれば。
もっと強い人間だったら。

 

 

そうやって、いつも自分を責めていました。

 

 

でも今なら、少しだけ分かります。

 

 

苦しかったのは、
私が弱かったからではなく

“止まったら価値がなくなる”

 


という前提そのものが、
私を苦しめていたんです。

 

 

毎日動き続けることが正しい。
発信し続ける人だけが残れる。
自分を盛らなければ、選ばれない。

 

 

そう信じている限り、
どれだけ頑張っても、心は休まらない。

 

 

足し算ばかりしていると、
心は静かに炎症を起こしていく。

 

 

気づかないうちに、
自分を削るような働き方ばかり選んでしまう。

本当は、止まっても消えない芯が欲しかった。
ーーー

一輪は、咲き続けようとしない

池坊の世界では、
花を盛りすぎることを良しとしません。

たくさん足せば、豪華に見えるかもしれない。

 

 

でも、足しすぎた花は、
どこを見ればいいのか分からなくなる。

 

 

余白がなくなり、
呼吸ができなくなる。

 

 

人も、同じなのかもしれません。

 

 

実績を足して、
肩書きを足して、
キャラを足して、
発信を足して。

 

 

そうやって自分を飾り続けるほど、
本当の芯が見えなくなっていく。

 

 

一輪の花は、
無理に咲き続けようとはしません。

 

 

ただ、そこに在る。

 

 

その静けさの中に、
ちゃんと美しさがある。

 

ーーー

私を救ってくれた「静かな科学」

 

そんな時に出会ったのが、
「お金と苦しさの、科学」でした。

 


「もっと頑張れ」ではなく、
「壊れない構造を持つ」という考え方。

 

 

顔出ししなくてもいい。
毎日SNSを頑張らなくてもいい。
誰かを演じ続けなくてもいい。

 

 

大事なのは、
自分を削り続けることではなく、
自分を守る仕組みを持つこと。

 

 

私はこの考え方に触れて、
初めて「止まってもいい」と思えました。

 

 

止まることは、負けじゃない。

むしろ、壊れないために必要な知性なのだと。

そう思えた時、
少しだけ呼吸が深くなりました。

ーーー

同じように、止まれないあなたへ

もし今、

  • SNSを見るたび苦しくなる
  • 発信しない日が怖い
  • 止まったら忘れられる気がする
  • ちゃんとしていない自分を隠している
  • 頑張っているのに心が休まらない
  • 盛り続けることに疲れている
 

そんな感覚があるなら。

 

 

昔の私と、少し似ているのかもしれません。

 

 

必要なのは、
もっと自分を追い込むことではありません。

 

 

止まっても消えない、
“壊れない生き方の構造”を知ること。

私は、ここに救われました。

 

 

だから今日は、
同じように苦しかった誰かへ、
そっと置いておきます。

▼ 私が救われた「静かな科学」

お金と苦しさの、科学を読む

一ノ瀬 芯