秋が来た。
それは今年の終わりが聞こえてくる気配。
読書?スポーツ?紅葉?食欲?
いずれも
「今年まだまだなんもやってないよ!」
そんな自分の心を埋めてあげるための行動なのかな、とボクは思う。
秋は心を埋めるための季節。
陽が短くなると、人は物思いにふける。
人とは考える生き物だけれど、
「考える」=「悩む」ということ。
ため息をつくことも多くなるかもしれない。
でも、
それはため息ではなく、
一息なんじゃないだろうか?
ため息をつく。
それは時に自分を追い込み視界を塞ぐ。
一息をつく。
それは自分を和らげ、視界を広げる。
どうしたって人は
「この一年これで良かったんだろうか」
「この先どうしようか」
考える。
考えない人はいない。
その時に陥りやすいのは己のことばかり考えること。
己のことなんて正解なんてないし、正解の形もない。
全部が正解だとも言えるし、すべてことが正解には足りない。
人は欲求の生き物だから、
そんなことは当たり前だ。
そんな時は人のことを考えよう。
今年は誰のためにこれができたな。
あの人に感謝をしているけれど、
まだ恩返しができていないな。
この先この気持ちを届けたいな。
形にしたいな。
家族。
友人。
恩師。
同僚。
仲間。
ファン。
それはとりとめのないイメージや記号ではなくて、具体的な顔が浮かぶはずだ。
だから、わかりやすい。
わかりやすいことから始めよう。
別に布団の中だって人の顔ぐらいは思い浮かべられる。
力が湧いて来るのはそれからの話だ。
そしたら美味しいものでも食べよう。
景色を見に行こう。
秋はそんな季節だ。
うん。


