(中山グランドジャンプ)漆原雷馬のJ・GⅠ蜻蛉切(とんぼぎり)2021-1 | 漆原雷馬(うるしばららいば)の「馬単太平記(競馬の馬単で儲けようとしているブログ)」

(中山グランドジャンプ)漆原雷馬のJ・GⅠ蜻蛉切(とんぼぎり)2021-1

皆さん、おはようございます、漆原雷馬です。



去年はコントレイルに夢中で書き忘れるという大失態を演じてしまったが(笑)、今年はちゃんと書くぞ、中山グランドジャンプ予想(爆)。このレースは中山の重賞なので、2011年はいつもの4月ではなく、夏の7月に行われたわけだが、まあ開催時期が変わっても、距離とか格付けとかは変わっていないので、素直に過去11年のデータを見ることにするよ。細かいことを言えば、2011年は4250メートルじゃなくて、4260メートルだったが、10メートルなんて誤差の範囲だから(ようはいつもはBコースでやっているけど、2011年はCコースでやったので、10メートル延びてしまったのである。たしかそういうことだったはず(笑))、データに影響を与えることはあるまいぞ(笑)。



過去11年のこのレースの1から3着馬の、このレースにおける単勝人気とオッズ
2020年
1着オジュウチョウサン(1番人気(1・1倍))
2着メイショウダッサイ(3番人気(10・2倍))
3着ブライトクォーツ(4番人気(20・4倍))
馬単510円
3連単2710円

2019年
1着オジュウチョウサン(1番人気(1・1倍))
2着シンキングダンサー(6番人気(44・0倍))
3着マイネルプロンプト(4番人気(16・6倍))
馬単1660円
3連単7270円

2018年
1着オジュウチョウサン(1番人気(1・5倍))
2着アップトゥデイト(2番人気(2・3倍))
3着ニホンピロバロン(3番人気(14・1倍))
馬単200円
3連単570円

2017年
1着オジュウチョウサン(1番人気(1・3倍))
2着サンレイデューク(6番人気(47・8倍))
3着アップトゥデイト(2番人気(4・4倍))
馬単2750円
3連単7420円

2016年
1着オジュウチョウサン(2番人気(6・5倍))
2着サナシオン(1番人気(1・3倍))
3着メイショウアラワシ(7番人気(48・9倍))
馬単1630円
3連単26490円

2015年
1着アップトゥデイト(4番人気(12・0倍))
2着ソンブレロ(5番人気(15・7倍))
3着サンレイデューク(3番人気(7・9倍))
馬単11490円
3連単69700円

2014年
1着アポロマーベリック(1番人気(1・4倍))
2着コスモソユーズ(8番人気(47・2倍))
3着メイショウブシドウ(3番人気(7・0倍))
馬単1950円
3連単8380円

2013年
1着ブラックステアマウンテン(アイルランド)(8番人気(26・4倍))
2着リキアイクロフネ(2番人気(4・6倍))
3着シゲルジュクヤク(3番人気(6・0倍))
馬単17420円
3連単12万3370円

2012年
1着マジェスティバイオ(1番人気(1・5倍))
2着バアゼルリバー(2番人気(4・5倍))
3着コスモソユーズ(8番人気(36・9倍))
馬単390円
3連単5040円

2011年
1着マイネルネオス(2番人気(4・4倍))
2着メルシーエイタイム(5番人気(9・7倍))
3着タカラボス(8番人気(30・7倍))
馬単3640円
3連単69140円

2010年
1着メルシーモンサン(8番人気(38・4倍))
2着オープンガーデン(5番人気(11・5倍))
3着トーワベガ(2番人気(4・7倍))
馬単23750円
3連単17万2980円

過去11年の3着内馬33頭の人気とオッズ
1番人気→7頭
2番人気→7頭
3番人気→5頭
4番人気→3頭
5番人気→3頭
(1から5番人気25頭)
6から9番人気→8頭
10番人気以下→0頭
(6番人気以下8頭)

9・9倍以下→18頭
10・0倍から19・9倍→6頭
(19・9倍以下の馬24頭)
20・0倍から49・9倍→9頭
50・0倍から99・9倍→0頭
100倍以上→0頭
(20倍以上の馬9頭)

とりあえず1番人気は6-1-0-4で、勝率54・5%、連対率、3連対率はともに63・6%。これだけ見ると高いように見えるけど、オジュウチョウサン以外の1番人気の成績は2-1-0-4だったりする(笑)。これだと勝率25%、連対率及び3連対率37・5%ということになり、結構下がる。
連対馬22頭中10倍以下は13頭。残りの9頭は10倍台4頭、20倍台1頭、30倍台1頭、40倍台3頭。連対馬に占める単勝10倍以下の割合は59・0%。まあ、ここ何年もオジュウチョウサンに人気が集中して、2番人気の馬ですら単勝10倍以上になっていたのでアレなんだけどね(爆)。ちなみに過去11年の1着馬で最も人気薄だったのはメルシーモンサンで38・4倍、2着馬で最も人気薄だったのはサンレイデュークで47・8倍。
過去11年の勝ち馬のうち、単勝10倍以下だったのは8頭。単勝10倍以下の馬が勝つ確率72・7%。残りの3頭は10倍台、20倍台、30倍台が1頭ずつだが、まあ今年は例年通り、10倍以下が勝つ年だろうね(爆)。2着馬11頭のうち単勝10倍以下は5頭で、残りの6頭中3頭が単勝40倍台だったのが馬券的妙味ってやつか。人気のどっちかが3着になってくれれば、馬単的にはヒモ穴コースだね(爆)。8頭立てでヒモ穴もくそもないかな(?_?)(笑)。
つまり、データ的には「オジュウチョウサンかメイショウダッサイのどっちかを本命にして、単勝50倍以下の馬にながせば、だいたい当たるよ」ということになるよ(笑)。


はい、結論。


中山メイン11レース・第23回中山グランドジャンプ(J・GⅠ)
◎4オジュウチョウサン(石神)

○6メイショウダッサイ

▲3タガノエスプレッソ

△△8シンキングダンサー

△この頭数なら総ながしだわ(爆)

買い目
馬単4を頭に、少頭数なんだから総ながししよう、裏目はもちろん6のみさ(8点買い)


常識で考えたら、前走でついに連勝がストップし、明け10歳になってしまったオジュウチョウサンよりも、去年のこのレース2着のあと3連勝中で、まさに充実一途のメイショウダッサイを本命にすべきなんだろう。常識で考えればね(爆)。でも僕はいつだって思っているんだ、「名馬には、人間の常識は決して通用しない」って。逆に言えば「人間の常識が通用しない、常識を覆す馬こそが名馬である」ということ。先週のソダシなんかも、「真っ白な馬がこんなに強いわけがない」って言葉に矮小化してしまったけど、ようは競馬に詳しければ詳しいほど、「シラユキヒメ一族はダート血統なんだから、高速馬場には適応できない」って思い込んで外してしまうわけよ(爆)。何事にも例外はある、ダート血統から1頭だけ突然変異のように芝で強い馬が生まれることもある。アーモンドアイなんか、きょうだいみんな1勝馬か2勝馬でPOGでもまったくの不人気だったが、結果は言わずもがなである(爆)。古くはオグリキャップなどの例もある。こんなこと書いて何が言いたいかって(?_?)。「馬券は知識があるからと言って、必ずしも当てられるものではない」ということ、むしろ知識があるせいで人気馬にケチをつけて外す方が多くなるのではないか、昨今のSNS時代、玄人はだしというか、プロ気取りの予想をネットに上げている人がたくさんいるわけだけど、結局は「ソダシは白くてかわいいから好き」とか言っている人の方が馬券を当てて、「ダート血統だから速い時計には対応できない、消し」とか言っていた人たちはみんな外してしまったわけだよ(爆)。せっかく素人なのに、プロ気取りの予想をして、この世にたくさん存在している「素人でないと当てられない馬券」を当てるチャンスを自ら失ってしまうなんて、僕はもったいないと思うね、せっかく素人なんだから、その立場を全面的に利用して、素人くさい予想をして、コツコツ儲けていくべきだと思うんだよね、プロはちゃんと予想根拠を示さないといけないんだけど、素人は別に「好きだから買う」でいいんだよ(爆)。それでも的中率にそこまで大きな差が出るとは思わないね、知識があってもなくても、当たる時は当たるし、外れる時は外れる、馬券ってそんなもの。だから僕は、長く競馬を見ているけれど、素人の抱くピュアな心を忘れたくないんだ、ピュアな心を持っていないと当てられない馬券ってのは確実にあるからね、先週なんかまさにそれ(爆)。この期に及んでも、プロの人の大半は「オークスではサトノレイナスが逆転する」って言っているけど、みんなが「絶対にアドマイヤグルーヴの方が強い」って言っていたのに、結局スティルインラブが三冠を達成した2003年を見ているようで、僕は怖い(爆)。「ダート血統だから高速馬場は合わない」って言った次のレースで「ダート血統だから2400メートルは長い、もたない」って言うのかよ(?_?)(笑)、めちゃくちゃじゃねえか(ノ-_-)ノ~┻━┻(爆)。ていうか、先週ソダシが1番人気で、サトノレイナスは2番人気だと思って予想したのに、時計が速すぎてサトノレイナスの方が1番人気になっちゃったんだよね(爆)。ルメール騎手が言うべきだったのは「18番枠ありがとう」じゃなくて「1番人気ありがとう」だったと思うね(爆)。これで桜花賞は2番人気が4連勝だよ、そして少なくとも2018年から2020年までの3頭は競馬の歴史に名を残す馬、いや、ソダシもすでに歴史に名を残しているか、「世界初の白毛のクラシックホース」としてな(爆)。


などと、先週のことを長々と書いてごめんだが、オジュウチョウサンもまた競馬の歴史にその名を残す馬。障害馬で唯一、顕彰馬(ようは殿堂入り)に選ばれている馬にグランドマーチスという馬がいるが、この馬は中山大障害4連覇を達成した功績で顕彰馬になった。この他、中山大障害を5勝しているバローネターフという馬もいるが、これらの馬が現役の頃の中山大障害は春と秋の2回やっていた、ようは今の中山グランドジャンプが「中山大障害(春)」で、年末にやっていたのが「中山大障害(秋)」だったわけだ。つまり、グランドマーチスやバローネターフ風に書けば、オジュウチョウサンは「中山大障害(春)」を5勝、「中山大障害(秋)」を2勝している上、グランドマーチスを上回る「中山大障害5連覇」を達成しているということになる、まごうことなき障害史上最強馬である。グランドマーチスやバローネターフと同じ時代を生きていた人たちの中にはそれにケチをつける人もいたけれども、そんなことは気にしていられない(爆)。誰がなんと言おうと、数字の上では、絶対にオジュウチョウサンが障害史上最強馬だ。これほどの名馬が、たかが1回負けたくらいで「もう終わった」とか「世代交代だ」などと決めつけるのは失礼なのではないか、そういうのは2回続けて負けた時に初めて言うべきことなのではないかと思って、今回はまだオジュウチョウサンを本命にすることにした。前走の敗因は「年を取ってズブくなったので3140メートルでは距離が足りなかった」とでも思っておけばよかろう(爆)。たっぷり4250メートルあれば、前走みたいな競馬にはならないはずだ、もし4250メートルでも見せ場なしで完敗するようならいよいよ引退だろう、でも去年はメイショウダッサイに3馬身差つけて完勝しているのだ、1年でそこまで老け込むだろうか(?_?)(笑)。「10歳」という言葉に惑わされているだけではないのか(?_?)。「人間の常識が通用しない馬こそが名馬」ならば、空前絶後の同一重賞6連覇を達成するのではないか(?_?)。そういう、素人くさい考えのもとに、オジュウチョウサンを本命にすることにする(爆)。ネットニュースのスポーツ新聞の競馬の記事に、レース回顧とか反省会とかよく載ってるけど、そこでプロの記者の人たちが毎週のように書いてるんだよね、「こんな競馬ができる馬だと思わなかった」とかなんとか(爆)。それ読む度に思うんだよね、「そういうのをレース前に見抜くのがプロだろう」って(爆)。終わったあとに「こんな競馬ができる馬だと思わなかったよ、脱帽脱帽」なんて言ってるようじゃあ、素人と一緒じゃんって(爆)。いつも思ってるよ(爆)。今回のオジュウチョウサンもレース後に「もう衰えが隠し切れず、終わったと思っていたオジュウチョウサンに勝たれてしまうなんて夢にも思っていなかったですよ、脱帽脱帽」とかいう記事を読みそうな気がするんだよ(爆)。そうはなりたくないなって思って、オジュウチョウサン本命(爆)。僕はプロになりたくない、永遠に素人くさい予想をしていたい、絶対にその方が当たるから(爆)。少なくとも、今のG1は絶対に素人くさい予想をした方が当たるのさ、今のG1は全然穴が開かないんだからね(爆)。毎週毎週カッチカチやで(爆)。そんな時代に、穴を狙うことに、いったいなんの意味があるというんだい(?_?)(笑)。


対抗は素直にメイショウダッサイ。そりゃあ近況だけを見ればこの馬に本命を打つのが普通だよ、山口県出身の僕としても、山口県の数少ない名産品のひとつである獺祭をその名に持つ、この馬を本命にしたい気持ちはあるよ(爆)。でもオジュウチョウサンは競馬の歴史に名を残す馬だが、メイショウダッサイは現段階では、5年後にはもうほとんどの人に忘れ去られている馬なんだよ(爆)。障害馬なんてそんなもんさ、今、メルシーモンサンやメルシーエイタイムのことを覚えている人なんてほとんどいないだろ(?_?)(笑)。バシケーンとかな(爆)。僕は覚えているけど、一般の競馬ファンはまったく覚えていないことだろう(´Д`)(笑)。だから今はまだオジュウチョウサンを本命にしたかった、去年は完敗だったわけだし。ここでオジュウチョウサンに完勝するようなら、その時は完全に世代交代、そうなったら僕も諦めて考えを改めるよ、今回だけはまだ許しておくれ(爆)。ゲロゲロ(・ω・´)(笑)。


▲はもちろんオジュウチョウサンの連勝を止めたタガノエスプレッソ。その功績を認めて中山大障害で本命にしたが3着だった。メイショウダッサイ派はそのことも理由に「今はメイショウダッサイのが上」ってんだろうけど、レースは生きものだし、展開次第で強い馬が負けたり、弱い馬が勝ったりするもの、あんまり前走の内容を過信しすぎるのもどうかと思うよ(爆)。競輪を見てるとね、前日に強い勝ち方をした選手が次の日には展開向かず惨敗するなんてことは日常茶飯事、本当に腐るほど見てきたんだよね(爆)。競馬は競輪みたいに毎日走るわけじゃないから気づきにくいけど、競輪のおかげで気づいたんだ、「レースは生きもの」だって。必ずしも一番強い選手が勝つわけではなく、展開次第で一番強い選手が見せ場なく惨敗することもあるんだって、競輪が教えてくれたのさ(´Д`)(笑)。だから僕は、競馬予想でよく見る「前走のレースレベル」とか「前走の内容」とかそんなものを一切信じなくなった(爆)。死ぬまで言い続けるけど、アーモンドアイが勝ったシンザン記念って超低レベルだったからね(爆)。ディープインパクトがその名を知らしめた若駒ステークスだって別に、のちのG1馬が勢揃いしていた「伝説のレース」などというわけでは決してない、レースレベルなんかくそくらえだ(爆)。ディープインパクトやアーモンドアイに向かって「勝てたのは相手が弱かっただけ」なんて言い放てる奴がいったいどこにいるというのか(?_?)(爆)。そんな不敬な奴がいたらぶん殴ってやるわ(ノ-_-)ノ~┻━┻(爆)。


……って、何を書きたかったんだっけか(?_?)(爆)。タガノエスプレッソか、タガノエスプレッソは平地時代は短距離馬だったわけだし、4100メートルよりは3140メートルの方が向いているに決まっているだろう、だからタガノエスプレッソが中山大障害で3着だったからと言って、「今はオジュウチョウサンメイショウダッサイの方が強い」と決めつけるのは早計なのではないかと思って生きてるよ、よよよ(・∀・)(笑)。


△△は一昨年2着のシンキングダンサーの復活に期待(爆)。△はこの頭数なら、別に絞らなくてもいいでしょってことで総ながし(爆)。


はい、終わり。今日はいらんことばっかり長々と書いてしまって大変申し訳ないけれども、ようは「変に玄人ぶって、強い馬にケチをつけるような大人にはなりたくない、強い馬を見て『強い』と無邪気に笑えるピュアな心をいつまでも持ち続けていたい」ってことだよ、よよよ(・∀・)(笑)。「ソダシを強いと言うと、素人っぽく思われる」とかそんな理由で「ソダシよりもサトノレイナスの方が絶対強い」とか言う人間になりたくないの(´Д`)(爆)。現実問題、ここ何年も「この馬は本当に強いのか?」と疑いの目で見られている馬こそが本当に強くて、逆にどんなに負けても「この馬の本当の力はこんなもんじゃない。必ず強くなる」とか言われている馬はだいたい「こんなもん」なんだよね(爆)。一番直近だとサリオスかな(爆)。「こんなもん」じゃん、今んとこ(爆)。他にもルージュバックって、謎に期待をかけられすぎた可哀想な牝馬がいてだな……(爆)。


ええい、年取ると、どうも話が長くなっていかんわい、とにかくまた明日、皐月賞予想で会おう、じゃっ(・ω・)ノ(爆)。