大阪都構想に日本の未来を見る | 市村たつあき★ブログ

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維新の党/市村たつあき/1976年・取手市(旧藤代町)でITコンサル・Web・デザイン・パソコン関係のお仕事をしています。取手市議会議員として生まれ育った取手に活気と元気をもたらすため活動中☆お気軽に声をかけて下さい☆

いよいよ大阪都構想への住民投票が行われます。
正式名称は「特別区設置住民投票」です。

市村達明

大阪で応援に入っての率直な感想として、
市民の関心が非常に高いです。
出会う人の多くが賛成反対の意見を持っており、
お声がけ頂く機会が多かったです。

生活保護などタブーとされてきたような問題にも
怯まずに取り組んできた橋下市長だからこそと
思ってくれているのだと感じられました。
きっとやってくれると。きっと変えてくれると。



不審なビラや反対派の意見をみてみると
違和感があります。具体的な反対理由がないのです。

「投票に行かなければ賛成になります!」
(当然ですが真っ赤な嘘です)

「よくわからないなら反対しましょう!」
(考えない事を勧めるのは政党としてどうなのか)

「今のままでも十分改革できる!」
(どうやって?なぜ今までやらなかったのか)

都構想では何をどうするか示しているのですから、
ひとつひとつ真っ向から対案を示すことは可能です。
http://oneosaka.jp/

※もちろん反対の内容をしっかり発言にしている方もいます。
(それが正しいなら東京都は市にした方がいいはずですが)




もう一方では自分の考えを言わない政治家もいます。
「大変重要な問題と認識しておりまs」
「時間をかけて慎重に議論を重ねt」

旗色をはっきりさせないことで批判はかわせますが、
それでは政治は前に進みません。
政治家でありその力があっても行使しないというのは
非常に残念なことです。




大阪都構想は全てにおいて完璧ではありません。
点で言えばマイナスの部分もあるでしょう。

では現在の大阪はどうなのか?

大阪市が広域行政に手を出したことによって
市民1人当たりの地方債残高(借金)は
大阪市は東京23区に比べ13倍
も背負っているのが現状です。


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市民1人あたりで割った地方債
大阪市  1030千円
東京23区  75千円
※取手市  382千円(茨城県44市町村中16位(2012年度))

東京23区は地方債発行は少ないことで知られています。
逆に大都市では二重行政が発生しやすく借金が多いです。
やることが非常に多いためとも言えます。
多い順は以下の通り
1位 大阪市
2位 横浜市
3位 名古屋市

逆に大都市がある都道府県の借金はどこも少ないです。
40位 大阪府
46位 東京都
47位 神奈川県
※33位 茨城県(少ない方ですが群馬栃木より多いです)
====================

大阪府より人口の多い東京都や神奈川県より借金が多く、
大阪市に至っては借金No1です。

つまり、大阪の現状は
府は大都市があるメリットがあり
市は広域行政を行うデメリットがある
ことがわかります。

府民が投票に参加できないのはなぜ?という声がありますが、
実際に市のデメリットと考えて良いかと思います。



税金をムダにしている=捨てている訳ではありませんし、
職員の数が多いことも職員個人が悪い訳ではありません。
積み上げてきたことが全てムダとは言いませんが、
二重行政をはじめとする多くの税金のムダがあり、
解消するために何ができるか考えなければいけません。


根本は住民サービスを向上させるための財源を生むこと。
今のまま変えずにやれる案はわたしには思い浮かびません。




変えることは大変でしょうし、都になっても改革までの
道のりはこれから始まるので時間もかかります。


しかし、世は不景気です。大阪は限界です。
人も政治も変わらなければ。


大阪市民の皆様の力(賛成)で
日本の形をまたひとつ変えて欲しい。

大阪都構想