臨時議会が開催されました(仮称)ウェルネスプラザ新築工事 | 市村たつあき★ブログ

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維新の党/市村たつあき/1976年・取手市(旧藤代町)でITコンサル・Web・デザイン・パソコン関係のお仕事をしています。取手市議会議員として生まれ育った取手に活気と元気をもたらすため活動中☆お気軽に声をかけて下さい☆

本日は臨時議会が開催されました。

メインの議案は(仮称)ウェルネスプラザ新築工事2つ。
工事入札は建築工事と電気設備工事と機械設備工事に3分割
しており、理由はこうすることで偏りを無くしより多くの
下請け業者・地元業者への仕事がいくようにとの話しでした。

その結果なのですが
建築工事と電気設備工事は落札されましたが、機械設備工事の
入札だけが市の設けた最低制限価格を下まわり不落になりました。

※最低制限価格=過度な価格競争を防ぐ入札額の下限
 安すぎると下請けにしわ寄せがいったり品質に影響が出ます。


このうち二つの契約の締結を先に行いたいということで提出され、
賛成多数で可決されました。



今回、私はこの契約・議案に反対しています。
入札不落は「なぜ?」という疑問が非常に残っているからです。


少し噛み砕いて言います。
ここ最近全国的に工事価格を上回る入札不調が多いからです。

上回った時「人件費や資材が高騰していて・・・」「なるほど」
下回った時「企業努力で安くなったようで・・・」「なるほど」
とはならないでしょう?


背景を細かく言いますと
都道府県が平成25年4~12月に実施した調査によると
公共工事の入札のうち、受注業者の決まらない「入札不調」
などが占める割合は平均7・8%で、例年の2~3%を
大きく上回っており、入札不調は理解できます。

事実取手市でも人件費や資材の高騰を理由に工事予定価格が
上昇しており2倍近い価格となってしまっています。

なのに、今回は下回って不落なのです。



取手市はこれ以上調査をしない方針のようです。
もちろん価格を決めて入札をするのは相手側のことではあります。
しかしながら入札不落の原因は相手にしかないものでしょうか?
談合の報道も気にならないのでしょうか・・・?


前回上回っての入札不調時には市の積算ミスもあったはずですし、
今回のこうした事への危機感というか緊張感が議会には無いよう
に感じます。

全員協議会で同じ「なぜ?」という質問を2回投げかけた際に、
入札におけるトップである副市長からもきちんとした答弁が
頂けたのがせめてもの救いです。


今後も疑問は率直にぶつけますし、
それが議員の役目であると私は思います。