親友がこちらに帰ってくる理由の一つに赤ちゃんに会うのが目的になっている。
そして、その目的を叶えるべく姪の家へ。
今回のお土産は千疋屋のゼリー。
贅沢な!
赤ちゃんが玄関で出迎えてくれて、部屋へ向かう後ろ姿が何かおかしい。
「そのタオルは何?」
「ちっぽ」
「?」
「しっぽ代わりよ」
「変なこと覚えて」
「お宅の居候さんが教えたんですけど」
ヨガに行ったゆーちゃんが、腰にタオルをぶら下げていた。
赤ちゃんがそれを引っ張ると、「お姉ちゃんのしっぽ引っ張らんといて」とゆーちゃんが嫌がる。
それを見て、自分もしっぽを付けたようだ。
だから、引っ張ったら怒る。
「何かさぁ、●●さんは息子に悪いことを教えたけど、ゆーちゃんはさらに強敵」
いやいや、居候くんがいたら、もっと大変だと思う。