鉄旅と寺社めぐり写真紀行 -119ページ目

和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂

和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂



大阪府泉大津市戎町にある和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂です。





和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂



宝亀年間(770年代)槇尾山施福寺中興の僧法界上人が大津の浦に観世音の影向を拝し、ここに開基する。と言うのが、槇尾山施福寺縁起(重要文化財)に見られる観海山観音堂についての寺伝です。



天正年間(1570年代)織田信長の兵火にかかって焼失、その後、再建された延宝年間(1673年頃)近くの浄土宗西金山阿弥陀寺中興の祖、長堂雲龍上人が転住、念仏三昧の余生を送られたと云います。



元禄11年(1698)府中近辺の寺社改帳によると、宇多大津村観音堂と記され、この頃の銘のある仏具も現存していて、阿弥陀寺の堂塔から独立したものと考えられます。



明治8年(1875)廃寺になり、同25年再興、十一面観世音菩薩を安置して、現在に至っていますが、多くの札所が時の権力者や高僧、豪族の護持のもと維持された中で、土地の人の観音信仰の発願から守られ続けてきた数少ない札所のひとつと言えます。



堂内には本尊の十一面観世音をはじめ弘法大師木像、三十三躰の観世音の木像を安置していて境内には本堂、地蔵堂、薬師堂、庚申堂を配しています。




和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂



薬師堂





和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂



地蔵堂





和泉西国三十三所観音霊場 第十六番 観音堂



本堂脇にあった狸の置物





《御朱印》



和泉西国三十三所観音霊場 第十六番



和泉西国三十三所観音霊場 御朱印 観音堂



奉拝 平成廿六年五月六日



大慈堂



 観海山観音堂





【アクセス】 南海本線「泉大津」駅下車、徒歩12分。





和泉西国三十三所観音霊場 第十八番 圓福寺

和泉西国三十三所観音霊場 第十八番 圓福寺



大阪府和泉市府中町にある、和泉西国三十三所観音霊場 第十八番 圓福寺です。



円福寺の詳細については明治初年廃寺になっており不明となっています。



ただ、貞享年間の資料には当国(和泉)拾八番圓福寺と記され、十三番の龍雲寺、十四番の金蓮禅寺などと同じように黄檗禅の宗派に属し、数年後の元禄年間の寺社改帳には泉井上神社の東方、天神社の境内に円福寺は位置していたと伝えられています。



廃寺になった円福寺の本尊観世音菩薩は、その堂宇と共に宝国寺の境内に移築され、現在は府中町の観音様として近隣の人々から帰依されています。



堂内には西国三十三霊場の観音像が安置されていました。





宝国寺



宝国寺





《御朱印》



和泉西国三十三所観音霊場 第十八番



和泉西国三十三所観音霊場 御朱印 圓福寺



奉拝 平成廿六年五月六日



福聚海



 府中 圓福寺





【アクセス】 JR阪和線「和泉府中」駅下車、徒歩10分。





【トップ画像】貴船川

貴船川



トップ画像を変更しました。



今月の第一弾は、京都の貴船を流れる貴船川です。



川床料理屋さんの川床より撮影しました。




※ 2014.05.03 撮影