和泉西国三十三所観音霊場 第廿五番 孝恩寺
大阪府貝塚市木積にある、和泉西国三十三所観音霊場 第廿五番 孝恩寺(こうおんじ)です。
孝恩寺の開基は天平の高僧行基菩薩と伝えられ、畿内四十九院建立の時、用材をこの地に集めた故に木積の名が起こったと言われる。(四十九院建立の発願は経典による。)
孝恩寺も足利期山名、大内両氏の乱、豊臣秀吉の根来寺攻略などにまきこまれ一堂宇が焼け残り、池中に投じて難を避けた諸仏を再び安置して現存されることになった。
昔は古佛堂とも称され、今は釘を使わない建物-釘無堂としてこの周辺では知られる。
鎌倉時代後期(1200年代)飛騨国、番匠の作と言われ当時の貴重な木造建造物として新国宝とされている。
堂内に安置されている仏像十九体も平安期の作と言われ、観世音菩薩立像、釈迦如来座像、薬師如来立像など長い歳月を護持され重要文化財として尊ばれる。
近在の蕎麦原川に面した一隅に貞和4年(1348)年刻の五輪塔があり、南朝を正統としたころ、北朝の年号が見えるのも考えさせる。
《御朱印》
和泉西国三十三所観音霊場 第廿五番
奉拝 平成廿五年八月三十一日
観音大悲
孝恩寺
【アクセス】 水間鉄道「水間観音」駅
から水鉄バスにて「釘無堂」バス停下車すぐ。



