限定記事用 | 一目均衡表日記

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前回まで11000円を目指すべき変動であるか、週足先行スパン内の調整を余儀なくされるか尚ハッキリしないこと、変化日17日からの離れがそれを確かめる一つのヒントになることを述べた。

17日高値は7日を上抜いたものの先行スパン上限に張り付く形で上放れとは見なせない。

18日の下げも転換線を割り込まず、17日変化日からの下落は決定項とは成りえなかった。

先ず18日位置に注目したい。

1218日は今年612日高値から129日(65×2-1)、昨年107日陰線から293日目(47×2-1=93)となるが18日陽線は612日水準そのものであり、また昨年107日陰線の中心値(991610363)÷2水準でもある。

このような変化日で転換線、先行スパン上限に挟まれる、ということであるから、目先の騰落に対する対処は楽であろう。

21日の騰落は次の変化日1225日(612日から133日目、107日から397日目)までの方向性を成す可能性が高いということである。

問題は動かぬケースであるが、変化日あるいはその翌日には転換線は先行スパン上限と接するはずであり、ここでの相場実線との関係は目先の放れとなろう。

上げるようなら10363はやはり一つの節目である。

1026日高値位置のときのように均衡表による高値圧迫は無いわけで(週足先行スパン10299、日足先行スパン10197)、10363に達成できれば今後の上昇に繋がるとの認識は持てるだろう。

下げる場合は同じく変化日までの下落幅を見なければならないが、これもまた今週中にハッキリする形とも思えない。