私の離婚理由は、数々の不貞行為に長期に渡るDVでした。十分な生活費も渡してもらえないという事もありましたが、いくら正論を吐いても酔っ払いには通用しないどころか、アルコールの力でどんどん調子づいて悪態をつくのがお決まりのパターンでした。こんな状態の時は、真っ向勝負をしてもバカをみるだけです。
ただ、まだそこまで酔っていない時や貴重なシラフの時が勝負どころでした。
元夫は語彙力が乏しく、言葉がなかなか出てこないかわりに「お前のような田舎者は」だとか「この白豚が」だとか、容姿をイジってきます。腹は立ちますが、他に欠点がないからそれしか言えないんだと思いました。
不貞行為をした旦那の多くが、ほざくセリフの代表的なものは、
・子供が生まれてからかまってもらえなかったから
・もう女に見えない
・お前がこんなだから他の女にいって何が悪い
・酔ってて覚えてない
・俺からじゃない(相手に誘われたと)
と自分は悪くないと主張してきます。
そして、スマホを見たもんなら
・プライバシーの侵害だ
と騒ぎだします。
プライバシーの侵害と言われたら、
「じゃあ訴えれば?」
と言ってやればいいんです。
「それなら私も訴えるよ?不貞行為で。あんたと相手に慰謝料請求して、支払わない場合は弁護士から双方の会社に給料を差し押さえしてもらうからね」
というと、お前に弁護士の知り合いなんていないだろと言ってくる場合は、「そう思うならそれでいいんじゃない?」と肯定も否定もしないでおくのがいいと思います。
かまってもらえなかっただの、酔っ払って覚えてないだのという戯言は無視です。
ものすごく腹は立ちますが、離婚を考える段階になっているのなら、こんな馬鹿げたことで無駄な喧嘩をするエネルギーが勿体ないです。
そもそも、あっさり認めて謝罪する人なんてほとんどいません。
それに、奥さんの無言ほど怖いものはないと思います。私はもう全く気持ちが元夫になかったので、できた行動だと思いますが、まだ修復したいと考えている場合は、二人で話さずに第三者を交えて(親御さんなど)話し合いを持つのがいいと個人的には思います。
プライバシー云々のやりとりは、実際にあったことです。私の時代にはガラケーで、しかも見てもないのに勝手に思い込んで騒ぎだしました。(私が見たのは手帳です)
酔っ払った時には「ありもないことを言って俺を侮辱したな!1000回謝れ!」と言われたこともありましたが、お望み通りに謝ってやりました。
酔っ払って早く寝たい元夫の耳元で、寝そうになると「謝ってるんだからちゃんと聞け!」といって寝かせませんでした。
私は専業主婦。翌日いくらでも子供とお昼寝ができます。
言われっぱなし、やられっぱなしは本当に悔しいんですけど、仕返しはここじゃないです。
自分がしでかしたことを死ぬほど後悔させてやる為に、私は常に「平常心、平常心」と心の中でつぶやきながら、気持ちを抑えていました。
悔し涙なら流していいと思いますが、悲しくて涙が出るという方は、まだ想いがあるということだと思います。
本当に離婚したいのか、もう一度立ち止まってお考えになられてください。
不倫相手が結婚を望んでいた私の知り合いは、「このまま離婚しないで飼い殺しにしてやろうと思ってるんだよね」と言って、何年か本当に飼っていましたw
当時20代後半だった不倫相手の年齢を釣り上げて、婚期を遅らせたそうです。
色んな選択肢(復讐)があるもんです。