最初みた物件は数年後に完成する豊洲のマンション「ブランズタワー豊洲」でした。
海の近くに住みたい
という思いから、モデルルームを見学。すでに販売は大詰めで残っていて買えそうな物件は5階の2LDKの55平米で6000万超え。
収納も少ないし、ベランダから見える景色もモノレール側です。
うーん
仕事で何千枚もの販売図面を見てきた私。
高いなあ。
不動産高騰はもう始まっていて、ブランズタワー豊洲は業界でも注目されていた物件。
驚いたことに、今の価格は1LDKの43平米で1億円の販売価格になっています。
本来の正当な価格は一体いくらなの???
売り買いを繰り返していれば、儲けにもなるでしょうが、ついの住処を探している私には刺さりませんでした。
そして、何件か内覧して、古いけど広さがあり、ローンを組まなくても現金一括で買えそうな物件に申込みをしました。
翌日、他で決まってしまったと同僚から連絡。
中古物件は水ものです。ここは買うなということだったんだと気持ちを切り替えて、すぐ見つかった物件...に今は住んでいます。
駅近でダブルオートロックの築12年のマンションです。中古ですが、新築価格より高かったです。
それでも今は、当時の価格はよりかなり高く売りに出されています。同僚の買うなら今!という言葉を信じて良かったなあとしみじみ思います。
最初の予定通りに息子がローンを組み、残りの足らない金額は私が出し、共同名義にしています。息子の会社からの家賃補助もあり、当初の予算よりは大幅にオーバーした物件でしたが、立地の良さから値崩れはしなさそうです。
私が死んだら売れるうちに売って、ローンの残りを払い、残りのお金は(私が出した分)は息子二人で折半しなさいといってあります。
60歳で終活は早いかもしれませんが、この先何が起こるかわかりません。
お金の事は揉める元になるので、それはきちんと決めておいてあげないと、困るのは息子達です。
悲しいかな、これからの人生を考えるというのは
イコール終活ということになりそうです。